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読んだ・観た・聴いた

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本や雑誌などを読んで思いついたこと。書評とか感想は上手にまとめる人がたくさんいるので、そういうものはそういう人たちにお任せする。本の内容とは全く関係なく見えることも少なくないが、…
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2024年12月の記事一覧

梶川信行 『行間を埋める旅』 - 去来草の会 編 『論集 上代文学の明日を拓く』 翰林…

ときどき拝読する仁の音さんのnoteに本書のことが紹介されている。これは読まないわけにはいく…

熊本熊
1か月前
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続続 『宗教の起源』

通勤に京王線、都営新宿線、都営三田線を利用している。都営三田線の大手町駅で下車して改札へ…

熊本熊
1か月前
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続 『宗教の起源』

人が何かを信じるとき、そこには何かしら根拠や理由となることがあるはずだ。実は偶然かもしれ…

熊本熊
1か月前
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ロビン・ダンバー著 小田哲 訳 『宗教の起源』 白楊社

国立科学博物館館長の篠田謙一が書いたものをいくつか読んで、そこで言及されていた「ダンバー…

熊本熊
2か月前
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はせがわゆうじ 『もうじきたべられるぼく』 中央公論新社

我が家にはテレビがない。ネットにつながる環境で暮らしていれば、そこで無数の動画を視聴でき…

熊本熊
2か月前
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梯久美子 『戦争ミュージアム 記憶の回路をつなぐ』 岩波新書

著者は1961年生まれ、私と同世代だ。ノンフィクション作家として戦争に関連したテーマの作品を…

熊本熊
2か月前
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田中小実昌 著 日下三蔵 編 『幻の女 ミステリ短編傑作選』 ちくま文庫

練馬区立美術館が建て替えのため休館する。休館前の最後の企画展が「野見山暁治追悼 野っ原との契約」(前期:2024年10月6日-11月10日、後期:11月12日-12月25日)だ。先日、陶芸教室の帰りに立ち寄った。野見山は田中小実昌の義兄で田中と大変親しかったという。野見山展を観たのとは別の週末、マッサージの帰りに立ち寄った書店で本書を手にした。このところ短編集が気に入って、通勤の車内で読んでいる。田中と野見山の関係は、本書のことをnoteに書こうと思って田中の生い立ちを調べて

フランツ・カフカ著 頭木弘樹 編 『決定版 カフカ短編集』 新潮文庫

それで『短編集』のほうだが、「断片」と違って一応の物語なので、「不条理」加減がドンとくる…

熊本熊
2か月前
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フランツ・カフカ著 頭木弘樹 編訳 『カフカ断片集』 新潮文庫

最近、短篇を読むことが続いているのは、2週間に1度出かける近所のマッサージで、帰りに書店…

熊本熊
2か月前
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