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mamezouya
8月5日はタクシーの日
「やっぱり都会は疲れるわ」田舎でコスモスファームと言う小さな農園を営んでいる、私、真理恵は久しぶりに都会で遊んだ。
彼、一郎は出張をしていたが、帰りに駅で合流した。
私は友達と遊んだのは良いが、夜が遅くなりタクシーでの帰宅となってしまったのだ。タクシーは地元のタクシー会社で、運転手さんとも顔なじみだから安心。
駅からのタクシーの道すがら、少しずつ明かりが消えていく、私の住んでいる農園の近くはもう暗闇に包まれている。
「ここからなら歩いてもすぐだな」彼が突然タクシーを止めると、ここで降りるという。「え、家まで乗らないの?」まさかタクシーのメーターを気にしているわけでもないのに私は降ろされた。
「せっかくのタクシーがあったのに、歩くなんて!」私は不満を彼にぶつける。
だが彼私の手を握ると「空を見ろよ」と空に向かって指さした。
するとそこには満天の星空が広がっている。「そうか、歩きながらの天体観測ね」私は納得した。
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