宝くじ魔法学校 第1069話・1.4

「宝くじをだって!」魔法学校で首席卒業が濃厚で、卒業後は魔法使いとして人間界の闇を暗躍することが決まったおいらの前に、最後に意外過ぎる課題が来た。

「宝くじを魔法で」という内容だ。普通に考えれば宝くじの当選番号を決める会場で選ばれるべき数字を魔法の力で変更させ、強引に当選させるということだろう。

 だがそれはおいらから見て意外にも落とし穴と見た。魔法学校での課題魔法は想定外のものが多く、今回も「魔法での」後は何も書いていない。つまり魔法で当選とは限らないのだ。

「さてどうしたものか」ここで課題を間違えてもこれまでの実績で卒業は大丈夫。だが首席を目指す以上、何としてもこの課題にもパーフェクトでならなければならないのだ。

 制限時間の間考える。魔法学校の同級生は想定通り宝くじの強引当選の為の魔法行使。
 ふとおいらはひらめいた。「逆のことをやろう」つまり当選番号を変えて当選者を外すという魔法だ。さっそく試したが。

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シリーズ 日々掌編短編小説 1069/1000

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