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masco
オノマトペピアノ
「オノマトペなしで書けだと!」そんな制約をつけられて執筆することなどはできない。なぜならば擬音や擬態を別の文章で表現する事は、本来の意味を大きく損なう可能性が高いのだ。
オノマトペの良さは国際的なボーダーも破壊する。擬音や擬態は多少の言葉の違いもほぼ同じ音の表現。かつて某国で絶叫マシーンに乗った時、みんなの悲鳴は日本と同じだったではないか!
さて困ったもんだと思ってると、ポストに新しいピアノ販売のチラシが入っているのを見つけた。新製品は「オノマトペ表現専用のピアノ」だという。これは気になりさっそくそのピアノの販売店を訪れた。
店では試しに弾くことができる。「ピアノでオノマトペかこれは面白い」さっそくピアノを弾く。あくまで擬音と擬態を音で表現するから演奏の意識も不要。弾けば確かに普通のピアノにはない汚い音が出る。
「買おう!」とその場でオノマトペピアノを購入し、ピアノ音源を付け加えた執筆作品を提出した。
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