【鉄道のある風景】 山手線ぐるり散歩 【最終話】 (田端〜東京)
こんにちは、くまがく散歩部のMarcoです。
”山手線ぐるり散歩”、いよいよ最終話です。今日は田端〜東京までを書いていきたいと思います。(※2023年に歩いた時の話です)
前回の山手線ぐるり散歩はこちらです。よろしければご覧くださいませ!
田端駅を出発
池袋を出た時よりも東京スカイツリーがかなり大きく見えるようになってきました。ここからは東京の下町と呼ばれるような場所を散歩していきます。
西日暮里駅
田端駅を出た最初の駅、西日暮里駅に到着。
エキタグはたぶん ”鈴虫” か “松虫” か、”コオロギ” か?・・・。調べてみると、この近辺にある道灌山は虫の音を聴く “虫聴き” の場所だったようです。
成田空港へ繋がる京成線の駅でもある西日暮里駅を後にして、次の日暮里駅を目指します。
日暮里駅前すぐの橋からは、在来線だけでなく新幹線の往来を見ることができます。東京へ向かう新幹線はここから地下に入り、上野駅の地下ホームに向かいます。
日暮里駅
谷中銀座(やなかぎんざ)で有名な日暮里駅。 “ネコ” のいるイメージがありますし、多くの方が食べ歩きされている商店街の屋根にもネコのオブジェがいくつもあります。
谷中霊園の横を通りながら鶯谷へ向かいます。
ちなみに谷中霊園は、徳川十五代将軍・徳川慶喜や、近代資本主義の父と言われ新一万円札の顔でもある渋沢栄一の墓所でもあります。
鶯谷駅
メジロではない “ウグイス” です(笑)
また、描かれている “アサガオ” は、鶯谷近くの入谷エリアで “入谷朝顔まつり” が開催されるようで、それに由来しているのではと思います。
上野駅すぐ手前の両大師橋までやってきました。上野駅はすぐ目の前です。
上野駅
上野といえば上野動物園の “パンダ” で有名ですが、それ以外にも博物館や美術館、西郷隆盛像、上野東照宮、不忍池(の “蓮” )など他にも見所はたくさんありますね。
アメ横を通りながら御徒町へ向かいます。
アメ横の由来を調べてみると、飴屋が多いという説もあれば、アメリカからの舶来品が多いという説もあるそうです。
御徒町駅前までやってきました。良い天気で太陽を背にしてるパンダも眩しそうです(笑)
御徒町駅
御徒町といえば “宝石” のイメージが強いですが、”刀剣” などの美術品も扱われる街でもあるそうです。また、”梅” は、、、おそらく梅で有名な湯島天満宮のことだと思いますが、御徒町の駅からだと少し距離があるので正解かどうかはなんとも・・・。
秋葉原駅手前のビルが見えてきました。
秋葉原駅
“電気街” やサブカルで有名な秋葉原。またこの地には昭和初期まで使われていたレンガ造りの “旧万世橋駅跡” があります。
旧万世橋駅跡は今でも残っていて、タイムスリップした雰囲気を味わいながらホームまで上がることができます(ガラス張りで外には出られないです)
秋葉原駅や旧万世橋駅跡を後にして、神田駅に向かいます。
中央線が合流してきたということで、神田駅の目の前までやって来ました。
神田駅
神田駅といえば、徳川幕府ゆかりの場所で平将門をお祀りしている ”神田明神” です。ここ数年、毎年お参りさせてもらっています。
神田駅を過ぎると、残すは終着駅の東京です。
ここまで来たら99%終わったも同然、、、帰ってもよいでしょうか?(笑)
竜閑さくら橋を渡り、最後の東京駅まで一気に歩きます。
終着駅:東京駅に到着
長かった山手線ぐるり散歩の出発地であり終着地でもある日本の鉄道の玄関口・東京駅に戻ってきました!(ただただ歩いたぁっていう変な達成感ありました)
次はどこを散歩しようかな・・・
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
4話に渡って書いてきました山手線ぐるり散歩もこれで終わりです。
山手線一周を歩くことで、普段気づかない景色、その土地ごとの顔や歴史、道の繋がりや地形など、どれも新鮮でおもしろい発見が多くありました。
note始めてまだ4記事ですが、これから新しい投稿を増やしていきたいと思いますので、引き続きふらっと見にきていただけると嬉しいです。
ありがとうございました!