【⑦青春18きっぷの度〜西日本編】
◆7日目:松山〜高松〜大歩危(徳島)〜高知
予定鉄道移動距離は356.7kmです。
移動距離はかなりありますが、全て特急及び快速での移動となるため、全くもって苦ではないです笑
本日は天気は曇りの予定☁️
宜しくお願いします😌
◆計画
本日は、昨日の時点で明日の予定が全く定まってませんでした。と言うのも、この若者限定四国フリーきっぷを使うのと同時に、鉄道では行けない、行きたいところを周るためにどうすればいいか決めかねていたからです笑
そのため、当日はとりあえず朝起きた時点の
「うどんが食べたい」
この真っ直ぐな気持ちに従い高松行きに乗り、その後の旅程は列車内で考えました。(一人旅じゃないとこんなことはできないと思います笑)
そして、考えた結果は、うどんの後に徳島県三好市にある祖谷のかずら橋に立ち寄り、その後高知駅を目指すことにしました。
明日は朝から小豆島を目指す予定のため、徳島散策はこの車窓からの風景と祖谷のかずら橋になります。今回の旅で、県庁所在地駅を通過すらしなかったのは徳島のみとなってしまいました、、
◆移動開始🚃
[9:15]JR予讃線 特急しおかぜ12号(岡山行き)《若者限定四国フリーきっぷ》
自分以外乗客はいませんでした😌
こんな快適な座席で早く移動できるなんて特急は格別です。
松山から高松に向かうルートの多くは瀬戸内海沿いを走るため、車窓の風景もおのずと美しくなります。(雲が厚いです、、)
大王製紙の工場。
愛媛県は紙製品出荷額が日本で2位で、さらに全国の市町村別でみると、四国中央市は製造品出荷額は全国1位です。
愛媛県のこの地方には、もともと豊富な水源があり、室町時代から、四国山地に自生するコウゾ、ミツマタを原料に和紙の生産が盛んで、それがそのまんま、現在の紙産業の発展に結びついているためだそうです。
至る所で煙突から白い煙がのぼっています。
そして、瀬戸内地域の名物でもある、ため池もたくさんみることができます。
瀬戸内地域は北部には中国山地が南部には四国山地があり、温暖ですが比較的降水量が少ない地域です。 そのため、年間を通じて比較的降水量が少ない地方で昔から水不足に悩まされてきました。 そこで少しでも多くの水を得るために、ため池が各地に造られています。
車窓からも名物を見ることができ、一応これも観光ですかね笑
空も段々と雲が抜けてきました😌
[11:30]宇多津駅 着
乗り換え時間3分
[11:33]JR予讃線 特急いしづち12号(高松行き)《若者限定四国フリーきっぷ》
ボートレースまるがめ
[11:54]高松駅 着
乗り換え時間1時間17分
◆高松散策
初香川!初高松上陸です!!!
駅前は開放感もあり、超高層ビルもあり都会感を感じられます。四国二大都市の松山と高松がどっちが街として都会なのかは長年の論争点になってると聞きますが、いろんなサイトをみても結論は見つかりません。。
そして、うどんを食べにいきます!!
駅前にあり、とても口コミもいい
釜揚げうどん 岡じま さんにお邪魔しました。
お昼の時間帯ということもあり、沢山の高松人が店の外にまで行列を作っており、本場の味への期待が高まります。
ちなみに、私の出身の海なし県もうどんの生産量は多く、香川に次いで全国2位となっています。
加須や熊谷の武蔵野うどんは小さい頃からの馴染みの味でとても好きなうどんでありますが、博多うどんも讃岐うどんも本当に好きです😌
スープの味や出汁が地域によって変わるというのは、ラーメンと同じ原理ですが、うどんは地域によって出汁だけでなく麺のコシも変化するのは面白いですよね!
というわけで、注文しました釜玉うどんが到着いたしました😚
釜玉うどん(中)420円
麺は少し太め。適度なもちもち感、そしてツヤとコシがあり、ツルツルっと喉越しがよく食べられます。美味しいです😊
チェーン店でありながら、この味が食べれるのは羨ましいなぁ、、笑
ごちそうさまでした😋
まだ、列車時刻まで40分ほどあるのでこれまた駅前にある高松城に行きます。
高松駅、釜あげうどん岡じま、高松城は非常に近距離にあります笑
また、お城の入り口付近に琴電琴平線の高松築港駅があり、お城の周りを沿うように線路が続いています。
入場料は200円とお手頃価格。
鞘橋を渡ると天守台跡が見える。
高松城は、豊臣秀吉による四国制圧の後、瀬戸内海航路の要衝であった高松の海辺に、生駒親正が築いた海城です。
現在の遺構は、江戸時代初期に高松に移封された松平頼重によって改修されたものですが、近世城郭における本格的な海城と言われ、日本最初、そして最大の海城と言われています。
この壮大さは今治城、中津城に凌ぐ、
日本三大水城の筆頭とされています。
高松城かつて城壁が瀬戸内海に面し、全ての堀に海水が引きこまれていて、城内には軍船が出入りしていたと伝えられています。
鞘橋からは、琴電琴平線の高松築港駅ホームが見える。
運が良く、車両も見れました!😌
そして、鞘橋の下を覗くと、、
大きな魚がいました🐟
なんの魚だろう、、鯉にしてはフォルムがシャープだなぁ、、
そして天守台に登ります。
すごいいい景色です!!!
そして、なるほど確かに海に繋がってるんだなぁと。昔は天守閣もあり、更に眺めも良かったのでしょうね😌
天守台から降りて、城内を散歩してるとこんな看板を見つけました!
なるほど🤭
あの魚は、鯛だったのか!!!!
餌やりは好きなので、100円課金🐟
食い付きが激しかったです笑
で、何故鯛がいるのかというと、高松城のお濠は、水門で瀬戸内海とつながっていて海水100%で干満に連動して水位が変化します。真鯛の多くは、JR高松駅前の海水池で稚魚から育ったものを放流してるとのこと。
因みに、駅前の海水池とはこのことで、実際に海とつながっていて、定期的に水の入れ替えが行われているそうです。
波や潮の満ち引きの再現を機械的に行い、池の中には色々な魚や海の生物が棲みついています。
こんな駅前の池は初めて見ました🤭
短い間でしたが、充実した駅前観光ができました!
[13:13]JR予讃線 サンポートーリレー南風リレー号(松山行き)《若者限定四国フリーきっぷ》
南風リレー号は、快速列車でのすので、普通の青春18きっぷのみで乗車可能で、早く移動できるため18きっぱーの強い味方です。
[13:34]宇多津駅 着
乗り換え時間6分
特急に乗れるのは、乗り換え時間の短縮の意味でも本当に大きいです。
[13:40]JR土讃線 特急南風11号(高知行き)
自由席は、殆どの座席が埋まっていました。
日本最古の現役駅舎とも言われている善通寺駅を通過してしばらくすると、四国山地に突入します。
四国山地は険しい山々が荘厳で神々しいことから、古代より山岳修行が盛んであり、西日本最高峰も位置している。さらには弘法大師ゆかりの四国八十八箇所遍路により、全山が霊場とも言われています。
地図を見るとわかるのですが、四国は殆どが山地と言っても過言ではないと思います。と同時に、関東平野の大きさを改めて実感致します。
列車は奥へ奥へと進んでいくと、大歩危峡に差し掛かります。
大歩危峡は、吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる渓谷で、とても美しい渓谷に沿って列車は進みます。
この辺りは、特急列車のアナウンスでも車窓の説明などを行います。
また、大歩危および隣にある小歩危の由来は、断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説があります。
[14:44]大歩危駅 着
◆祖谷のかずら橋
駅前は民家や簡単なスーパー的な商店などがあり、何もない意味での秘境駅とはまた異なりますが、秘境の入り口感は漂ってきます、、
また、この辺りは多くの妖怪伝説が残り、大歩危駅はこの辺りの出身のこなきじじいが駅長を勤めているというなんとも不思議な駅です笑
ここからバスで祖谷のかずら橋へと向かいます。
[14:53]四国交通バス かずら橋方面行き《670円》
乗車時間27分
駅前の親切なプリウスのタクシーのおじさんがこのバスに乗ればかずら橋に行けるよ〜と声をかけてくださいました🥲正直、ここからバスに乗る人が自分1人だけだったため、少し不安だったのでとてもありがたかったです。ご親切にありがとうございました!
こんな秘境路線バスを利用したのは初めてです。
途中大きな宅急便をバスの中に乗せ走ったり、平家の屋敷を通ったり、路線バスだけでも徳島観光です笑
[15:20]かずら橋 バス停着
バス停から5分ほど歩くとかずら橋の入り口が見えます。この辺りから、観光客が増えてきました。
吊り橋の入り口です。
通行料は550円です。
「祖谷のかずら橋」の歴史は古く、古文書によると1646年に7つ存在していたと記録されています。またその起源は、
・空海が困っている村民のために架けた
・平家の落人が追っ手がきてもすぐに切り落とせるよう架けた
ものなどといわれています。
かつては祖谷川の各所にいくつも架けられていたそうですが、現在残っているのは「祖谷のかずら橋」と「奥祖谷二重かずら橋」の2つのみです。
また、日本三奇橋の一つに数えられることもあり一度は訪れてみたい場所した。
この辺りは、平家の伝説が数多く残り、追手から逃れるためにはこのような秘境に来るのも頷けます。
ついに橋を渡ります、、、
色んな意味で普通に怖いです😌😌
明らかに一本色が違く、新しい木になってます。
木と木の間に足を横にして入れると普通に入ってしまいます笑笑
過去1番の怖い吊り橋です。。。、
通行料は勿論ですが、お金をかけてくる価値はあると思います!!(実際ここまで来るのはかなり大変ですが、、)
そして、かずら橋を割り切って歩いて2分ほどのところにある琵琶の滝へ。
これまた、平家の落人ゆかりの場所。
昔、平家落人京の都をしのび、この滝で琵琶をかなで、つれづれを慰めあっていたことから名付けられたと言い伝えられているそうです。
高さは50m。
かなり気持ち良いです😌
滝を見たら写真を撮りたくなってしまいます笑
また、祖谷川の河原に降りて足を入れることもできます。夏に行くと更に気持ちの良さそうな場所です。
帰りのバスもあるため、そろそろバス停へ向かいます。
[16:30]四国交通バス かずら橋夢舞台 バス停《670円》
帰りも超秘境を進み、大歩危駅に向かいます。
[17:25]大歩危駅 着
次乗る列車まで30分程あります。
2人用らぶらぶベンチはとても座りにくかったです。
もうすぐ日の入りですが、基本的には日の入り後は写真は撮れなくなってしまうので沢山景色を撮っておきました笑
[17:52]JR土讃線 特急南風17号(高知行き)《若者限定四国フリーきっぷ》
高知までは残り三駅ですが、時間は2時間かかります。ひたすら山の中を走り続ける形で、この辺りから本格的に今日の宿を探し始めました笑笑
[18:48]高知駅 着
◆高知散策
高知に初上陸です!!
一応これで四国4県は訪れたことになります。
広い駅前広場には、これまた路面電車が走っており、都会的な雰囲気を感じます。
高知県は、四国4県の中では最も人口及び人口密度が少なく、また65歳以上の人口割合が最多となっています。これは、本州とのアクセスの悪さが出ているためとも考えられますが、高知市内の繁華街は肌感では想像以上に賑わっている印象です。
まずは、夕飯を食べに行きます🐟
高知と言ったら鰹。
と言うことで、鰹のたたきを食べに行きたいと思います!!!
今回、訪れるのがひろめ市場です。ここは、ひとつの建物の中に、何10もの居酒屋が営業し、買った料理をひろめ市場の共用の机で食べるシステムになっています。
駅からも徒歩15分ほどで行けます。
高知グルメを食べるなら、種類が揃っているここがとにかくおすすめです!!
私は、明神丸 ひろめ市場店 さんにお邪魔しました🐟🔥
目の前で鰹を藁で炙ります🔥
塩たたき丼 770円
外側にまだ温かさが残り、焦げの風味が鰹の赤身の美味しさをより一層引き立てます。
本当に美味しいです、、🥲
本当に美味しいものには塩がまた合います。。
これを食べるためだけにここにまた来たいと思いました😌
正直、海なし県に住んでいて鰹は美味しいと思ったことはなかったのですが、人生観変わりましたね笑
なんかテンションもあがり、ビールも🍺飲みました笑
それほど美味しかったです🐟🔥
満腹満足致しましたら、次は銭湯に向かいます。
ここからほど近い城下湯さんにお邪魔致します。
大衆浴場って趣があって良いですよね😌
ホテルだとシャワーだけになってしまうので、温泉好きな自分としては各地方の銭湯を巡るのも旅の中で欠かせない点の一つです。
お風呂を上がり、駅前のホテルに向けて暫し散歩。
写真は粗いですが、高知城も一応見ることができました笑
南国風の木が立ち並びます。
本日は、この辺りで終わりとなります。
旅らしい旅は、一応明日で終わりの予定なので明日はしっかりと楽しめるようにたっぷり睡眠を取りたいと思います😌
長文に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!!!
◆移動距離
本日の移動距離🚃
松山〜高松〜大歩危峡〜高知
356.7km
名古屋からの距離
約2200km
歩行距離🚶♂️