ウェス・アンダーソンさんをご存知の方は、いらっしゃるだろうか。
私調べでは相互フォロー同士でご存知の方は、少なくとも何名かいることはわかっている。しかもこの監督のことが好きだと公言されていたような気もする。
私は彼の作品を全部は見ていないが、いくつかの作品を鑑賞したことがある。独特の世界観を持っている監督さんである。
今回はその方たちに向けて写真展の報告をしたい。
そして、知らなかった方もウェス・アンダーソンさんの世界にふれられたらいいのかなと思っている。
この
「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」
に先日、おじゃましてきた。
場所は都内の天王洲にある寺田倉庫。
寺田倉庫といえば....昨年「ブルーピリオド」の美術展で娘と訪れた場所なので、行くのは2回目となる。
残りの会期が少ないよー、見に行けないよー!と思った方は安心してほしい。
渋谷のヒカリエで11月25日~12月28日まで再展示されることが決まったそうだ。
テーマは「旅」
特徴は「シンメトリー」と
「ポップなパステルカラー」
ここに出てくる「AWA」とはなんぞや?ということでその説明。
写真撮影が可能であったので、いくつか作品を紹介していく。
ここから展示された写真をいくつか貼り付ける。「まだ行くまで楽しみにしておきたい!」という方はそっとここでページを閉じてほしい。
風景展は、女性客がとても多い印象。親子連れも見えた。
途中で「あなただけの旅行チケットが作れる」というブースがあり、私も作ってみた。
そして、近くにある「WHAT CAFE」でのコラボ。クリームソーダをまた頼んでみた。
「ウェスアンダーソンすぎる風景展みつけたコンテスト」も開催中との事でさっそく寺田倉庫の一部の風景を撮ってみた。
条件は
①以下3つのうち、少なくとも1つを満たしていること
A.左右対称の構図であること
B.パステルカラーが強調されていること
C.はっきりとした模様があること
②日本国内で撮影された作品であること
などで、インスタにアップすれば応募できる。こちらは7/31まで開催中。(私は応募しないかもしれないし、するかもしれない。景色を撮るのは好きだから、いいのがあったら考えたいと思う。)
帰りに木陰で少し休んでいたら、おそらく私と同じような職業の方が、高齢のおばあちゃんを屋外歩行練習させている情景に出くわした。シルバーカーで、同じ道を行ったり来たりしている。
もし、都内に住んでいたら私もこういう風に仕事をしていたかもしれないなぁなんて想像してみる。
私は地元が好きだから選択肢としては考えなかったが、パラレルワールドのように違う自分を想像してみるのもおもしろい。
今回の風景展で、すっかり旅行に行った気分になった。
以前勤めていた施設で、よく利用者さんとグーグルマップを開いては旅行気分を味わっていた事を思いだした。
昔訪れたロンドンのビックベンが見たい人、アメリカのサンフランシスコの風景を見たい人、みんなの思い出を聞きながら写真を見るだけで、気持ちは旅行気分になれる。
もちろん現地に行く事で体感できること、温度、湿度、風、匂い、大きさ、色など様々な要素がある。
けれども、どうしても行けない環境にある人は、一緒に写真を見るだけでも
ちょっとした旅行気分を味わえるかもしれない。
今回は風景展に行ってきたという報告記事であった。
また、美術館や博物館や写真展は、行ける機会があったら見に行ってみたいと思っている。
そして皆様おすすめの展示会があれば、ぜひ教えてほしい。
まだまだ見ぬ世界があること、そしてそれに今後も出会っていけることを、私は楽しみにしたいと思う。