「くませんせい」になるまでのマイストーリー①
(全5話)
保健室の先生を辞めた一番の理由は
教員をしながらのワンオペ子育てに限界を感じたからだった。
保健室の先生の必須資格である
養護教諭の教員免許状が取れる大学・短大は
今や150校ほどあるけれど
私が受験する頃はまだ数えるほどしかなく
中学を卒業する頃に
私は全国に8校ほどある国立大学の養護教諭養成課程を
高校卒業後の次なる進学先として狙いを定め
無事に入学を果たし
大学4年生のときに受けた
最初の教員採用試験で一発合格して
学校現場に入りました。
*
保健室の先生になりたい子は
親が教員か
もしくは学生時代に保健室の先生にお世話になった子が多いと
周囲の人を見ていて思うのだけど
私はそのどちらでもなくて。
私がこの進路を選んだのは
「国立大学を出て公務員になるのが一番いい」という
私の母親の口癖が色濃く反映されている。
学生時代の私は
公務員という職業にはいまいちピンと来ていなかったけれど
あるとき何がきっかけだったか
「保健室の先生って、なれるんだ」
と、自分の進路選択の1つに入れられることに気がついて
「国立大学に専門の学科があって公務員。
偏差値も狙える範囲で文句なし!」
…とても志望動機には書けない単純な理由で
保健室の先生に向かって駒を進めることにしました。
*
でも、保健室の先生になるための学びは、とても面白かった。
元々心理学や健康
人間の行動パターンに関して興味の強かった私は
医学や看護の授業は楽しかったし
一般教養では心理学や社会学を好んで取って
ふむふむなるほど、と
知識の収集欲が満たされるのを感じていました。
健康に興味があったのは
母親がなんでもかんでも私を病気にしたがるから(笑)
私の母親は慎重な性格で
とにかく心配性でマメな人だったので
ちょっと具合が悪くなるとすぐ病院に連れて行かれていました。
母がそういう行動を取るようになった理由は
後に知ったのだけど
実は私が幼い頃に高熱を出したことが原因らしい。
熱が下がるのを待って
念の為と思い病院に連れていったら
「お母さん、熱が下がってから来ても遅いんだよ。
熱が上がっている時に来ないと!」
と医師に怒られたことがあって
それを機に
とにかく病院に連れて行くスタイルに落ち着いたらしい。
しかもちょっとした風邪なのに
なぜか家からそこそこ距離のある総合病院に連れて行かれるので
…それって
ちょっとでも医学的知識があれば
病院に行かなくてもなんとかなるんじゃない?と
こどもながらに思っていました。
そして私は
自分が困ったことは母親にやってもらうより
自分自身で解決するのが手っ取り早いとも思っていた。笑
保健室の先生になるためには
応急手当てだけではなく
基礎的な医学知識もひと通り学ぶので
(医療行為はできないので、本格的な実習はないけれど)
病院に行くかこのまま様子を見て良いか
詳しく知る術が欲しいという私にとっては
まさにうってつけの学びでした。
*
このあとは
2
心理学や人間の行動パターンに興味を持ち始めた
思春期時代の話
3
保健室の先生になってはじめて知った
「先生のこども」の苦悩
4
育休復帰する先輩ママ先生たちと
東日本大震災
5
もっと関わってあげれば良かったんだけどね…と
ほとんどの先輩ママ先生が言う
をお届け予定ですので
お楽しみに。
他にもこんなの聞きたい!というものがありましたら
コメントなどで教えてくださいね。
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くませんせい
🕊️元・保健室の先生
🕊️こどもの心と体の悩み解決のプロ
🕊️公立小中学校勤務を通し悩みを聞いたこどもは1,000人以上
🕊️くませんせいにだけは、なぜか何でも話してしまうと評判でした
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@miraimiho