精子と卵子の寿命
こんばんは(^ ^)クマです!
今日は、よく患者様から聞かれる「精子と卵子の寿命」についてお話していきます。
みなさんは、精子と卵子の寿命について考えたことがありますか?
タイミングや人工授精をやっている方にとっては結構重要なことかなと思います。
なぜなら、精子が元気な時、卵子に受精能があるときにタイミングや人工授精を行わないと意味がないからです。
精子と卵子では、精子の方が寿命が長いです!その差は1週間くらい!!!
精子は、射精により膣内から子宮頸管を通って卵管膨大部に向かって泳いでいきます。
体内での精子の寿命は3〜7日間くらいです!
では卵子はどうでしょうか?
実は、卵子の受精可能時間って12時間前後と言われています。
非常に短いですよね、、、
ですので、タイミングや人工授精を行う時には排卵2〜3日前くらいから排卵直後までがいいとされています。
よく、「排卵前にタイミングとった方がいいんですよね?」と質問される方がいますが、上記のように卵子の寿命が短いので”排卵前にタイミングをとった方がいい”はあながち間違いではありません。
しかし、排卵してからそんなに時間が経っていなければ受精は可能ですので、排卵前にこだわる必要はありません。
卵胞が育ってきたけどタイミングをとるように言われた日にタイミングを取れなかった場合には、翌日でも遅くないこともあります。指示があった日を逃したとしても諦めずに翌日にタイミングをとってみるといいと思います。
ちなみに、あまり長い間禁欲していると精液所見が悪くなるので、排卵期が近づいてきたら適度にタイミングをとってみてもいいかもしれませんね!
いかがでしたか?精子と卵子の寿命にはすごく大きな差があります。卵子の寿命に合わせてタイミングがとれるよう、夫婦で協力しあいましょう∩^ω^∩
本日もご閲覧いただきありがとうございました(*´∇`*)
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