辛いけどもし選べるなら、、、
こんばんは(^ ^)クマです!
不妊治療をしていると、流産経験のある方も多いと思います。
妊娠判定で陽性が出たのに流産してしまうと、どん底に突き落とされた感覚になりますよね、、、
自分の体への負担を考えると自然排出がいいのですが、
ずっと妊娠性の組織が体の中に残っていることで
正常な月経が来なかったり、存続絨毛症など絨毛性疾患を引き起こす可能性もあります。
よって、しばらく待っても自然排出しない場合には手術により除去した方が良いと思います。
流産手術には方法が2種類あります。
①搔爬術:子宮内容物を掻き出す方法
②吸引術(MVA法):子宮内容物を吸引して取り出す方法
通っている病院の方針によって、どちらの方法でやっているかは異なりますので確認が必要になるでしょう。
それぞれ、どんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
◎搔爬術
昔から実施されていた方法です。
子宮の内容物をスプーン状の器具を使って掻き出す方法です。
帝王切開行ったことがある方の場合、吸引法による手術の場合、子宮破裂を引き起こしてしまう可能性があります。しかし、そう言った方でも安全に行えるのが搔爬術です。
ただ、搔爬術の場合、子宮を余計に傷つけてしまう恐れがあるため、
子宮内膜が薄くなってしまう可能性があります。
医師の技量によっても結果が大きく左右されてしまうことがあり、
場合によっては再度手術が必要になることも考えられます。
また、吸引法よりも手術の時間が長くなったり、出血量が増えたりと言うリスクもあるため、WHOでは、吸引方が行えない場合のみ搔爬術を行うことを推奨しています。
◎吸引法
先端に穴のあいた細い管で子宮内容物を吸引します。
搔爬術に比べると、子宮内膜へのダメージが少なく、合併症が少ないです。
また、手術時間も短く、出血も少なく済むので体にかかる負担が非常に少ないです。
しかし、週数が大きい場合(10週を超えると難しいかもしれません)には吸引法での手術が難しいことが多いです。
搔爬術の所でもお伝えしましたが、帝王切開を行ったことがある方だと子宮破裂の可能性があるので注意が必要です。
このようにそれぞれメリットとデメリットがあります。
最近ではほとんど吸引法を行うことが多いと思いますが、搔爬術でやっている病院もあるようです。
一概にどちらが良いとは言えませんが、吸引法の方が体への負担が少ないので、できればそちらの方が良いのかなと思います。
もし選べるのであれば医師と相談しながら自分の体への負担が少ない方を選択しましょう。
本日もご閲覧いただきありがとうございました∩^ω^∩
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