子宮の中にも乳酸菌がいる!
こんばんは(^ ^)クマです!
今日は子宮内環境についてお話します。
腸内環境などはよく聞きますが、子宮内環境って何?どうやって整えるの?というところをご紹介します。
◎子宮内環境とは
今まで、子宮内は無菌であると考えられてきました。
しかし、様々な研究により、子宮の中にも細菌がいることがわかってきたのです。
常在菌としてラクトバトバチルスという乳酸菌が大多数を占めて子宮内フローラを形成しています。
ラクトバチルスが優位になっていることで、ガードネレラなど他の細菌が増え、悪さをしないようにしてくれています。
◎ラクトバチルスが優位な時とそうでない時のデータ比較
ラクトバチルスが子宮内環境を正常化させてくれているのは分かりますが、実際に妊娠との関連はどうなのか、数字を用いて比較していきます。
まず、ラクトバチルスが優位の時と、他の細菌が優位な時で着床率を比較すると、ラクトバチルスが優位な時は60.7%、他の細菌が優位の時は23.1%という結果です。
それ以外に、流産率はラクトバチルス優位の時は16.7%と低いですが、他の細菌が優位の時には60.0%と優位に高くなります。
生産率で比較するとラクトバチルス優位の時は58.8%ですが、他の細菌が優位の時は6.7%とかなり低くなります。
これらのデータからもラクトバチルスが優位で子宮内環境が整っている状態で妊娠を図った方が望ましいことが分かります。
◎どうやって子宮内環境を調べるの
子宮内環境をみていくにはEMMAという検査を行うといいでしょう。
EMMAは、子宮内膜を採取することで、子宮内膜の細菌の種類と量を測定し、バランスが正常かどうかを調べることができる検査です。
もしも検査によってラクトバチルスが優位でない場合には、最善の治療法についてもアドバイスしてくれるようになっています。
以前の記事でもまとめているのでそちらも参考にしてみてください。
◎自分でできる子宮内環境の正常化
病院では乳酸菌の膣剤を処方することが多いです。
しかし、自分で乳酸菌の膣剤を買うには個人輸入しなければならなかったり、結構値段も高かったりと入手が大変なようです。
そこで、ご自身でもできる子宮内環境の整え方をご紹介します。
まず、乳酸菌の摂取です。ヨーグルトを食べたり、乳酸菌のサプリメントを飲んでみてもいいでしょう。もちろん膣剤に比べると効果は落ちてしまいますが、全く何もしないよりはいいと思います。
また、鉄分は子宮内膜を作る材料になるため、鉄分の摂取も重要です。
乳酸菌や鉄分のサプリメントに関しては以前も紹介しましたが以前は紹介しなかったものを載せてみます。
乳酸菌のサプリメントは医師が監修しているものも多数販売されています。
例えばこちらも医師が監修したサプリメントです。
膣由来の乳酸菌を厳選してカプセルに封入しているようなので、効果がありそうです。
こちらは医師監修ではありませんがラクトバチルスだけでなく鉄分も入っているサプリメントです。
子宮内環境にいい栄養素を同時に摂取できるのはすごく魅力的です。
以前紹介した乳酸菌のサプリメントはこちら
以前紹介した鉄分のサプリメントはこちら
是非サプリメントを利用して子宮内環境を整え、妊娠率向上を図っていきましょう!
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