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不妊治療における漢方薬の働き

こんばんは(^ ^)クマです!

前々回の記事で漢方の力で冷えを改善することもできる的なことを書きました。


でも漢方って実際どうなの?と少し手が出しづらいものだったりしますよね。

そこで今日は漢方について解説していきます。



◎漢方の働き

漢方は”体を整えて本来あるべき状態に戻すこと”を目的としています。

薬を効きやすい状態に整えてくれたりする効果もあります。

漢方は自然界にある植物や鉱物などの生薬を、複数組み合わせて作られた薬です。
何千年という長い年月をかけておこなわれた治療の経験によって、どの生薬を組み合わせるとどんな効果が得られるか、また有害な症状が出ないかなどが確かめられ、漢方処方として確立されていきました。

サプリメントは足りないものを補うために使いますが、漢方は足りないものを自分の体から作り出せるように促す作用があります。




◎自分に合う漢方を選ぶことが大切

漢方は自分の体質や症状に合うものを使わないと効果が発揮されません。

なので、不妊治療に良いからと闇雲に使ってみるのは十分な効果が発揮されない可能性があるためやめた方が良いでしょう。

漢方療法の分野では、体質を診る際に「証」「気」「血」「水」というものを基準にしています。

*「証」は病気や体力に対する抵抗力に関すること

*「気・血・水」は不調の原因に関すること

これらを意味しています。

「証」では、本人が訴える症状や体格などから判断し、その「証」に合った漢方薬が処方されます。

人は「気・血・水」の3つの要素が体内をうまく巡ることによって、健康が維持されていて、これらが不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに、不調や病気、障害が起きてくると考えられています。
そのため、診察で「気・血・水」の状態を診て、どこに問題があるのかを探っていき、適した漢方を処方します。



◎漢方を飲みながら不妊治療しても大丈夫?

基本、不妊治療で使用する薬と合わない漢方はないと思っていて大丈夫だと思います。ですので、不妊治療と同時進行で漢方療法を行うことは可能です。

ただ、一応通っている病院に飲んでいる漢方については伝えておいた方が良いでしょう。



◎漢方ってどうやって処方してもらうの?

婦人科で使用する一般的な漢方薬であれば通っている病院でも処方してくれるところが多いと思いますが、不妊治療に特化した病院でない場合は処方してくれないこともあるかもしれません。また、処方してもらえたとしても、自分にあっている漢方なのかは定かではありません。

なので、自分にあっているのか知りたいようなら薬剤師に相談してみると良いと思います。

また、最近では漢方薬専門の薬局もあるようなので、そこ行けば漢方のスペシャリストが自分にあった漢方を調合してくれるかもしれません!



漢方は月に1万円くらいかかってしまうこともあるくらい高価なものですので、せっかく使うなら専門のところで自分にあったものをもらった方が良いかもしれませんね。



いかがでしたか?気になる方は是非お近くの漢方専門の薬局を調べてみてくださいね∩^ω^∩

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