自己決定度と幸福度は関連する
先日、とあるセミナーに参加しました。
その中で、「自己決定権が広がれば広がるほど、幸福度は増す」という言葉がありました(正確な言葉ではありませんが、概ねそういうことを仰っていた)
これ、本当にそう思う!
なんでそう思うかを、これから簡単にお話しますね。
サラリーマンを卒業した人たちが口をそろえて言うこと
「今が幸せ!」
「大変なこともいっぱいあるけど、でもストレスはほぼない!」
多少の例外もあるかもしれませんが、私の周りにいる「サラリーマンを卒業して自分で何かを起こしている人」は、口をそろえてこう言います。
「これまでと何が違うの?」という私の問いに対して帰ってきた答えは、
「全部自分で決められるから!」
だったんです。
自分で決めるって責任も全部自分で追わなくちゃいけないし、怖くない?って、当時の私は不思議に思っていました。
私の実体験 その①
私はチームリーダーやマネージャー、部長や事業部長など、さまざまな役職に就いたのですが、役職が上がるにつれて、入ってくる情報の量、情報の質がガラリと変わり、自分で決めなければいけないことが増えました。
役職に就く前は「責任が増えるし、失敗したらどうしよう…」などと不安ばかりでしたが、実際は、管理職になったほうが仕事はやりやすく感じました。
もちろん、プレッシャーはどんどん大きくなっていくのですが、周りの意見を聞きながら、最後は自分が決めることが多いので納得度は高いし、失敗しても自分で責任が取れる。
それが私には合っていました。
※もちろん、何でも自分勝手に決めたりしませんし、全てを自分で決められる訳ではありませんが…
私の実体験 その②
2004年3月末で企業を退職。
そして、今。
No ストレス!!!
いや、もちろん、不安はありますよ。それこそたくさん。
思っていた以上に自分でやらないといけないことだらけだし、知らないことだらけ。
でも、不思議とストレスは感じていないんです。
ここまで書いてきた3つの事例の共通点。
それは、「自己決定度の高さ」 ではないでしょうか?
でも、どれもこれも、そのときには気づいておらず、あとで振り返ってみて、「自己決定度と幸福度は関連する」ということに気づきました。
私は、自分自身の体験から感じていましたが、実際に実証研究もされているようです。
みなさんの自己決定度はどうですか?
自己決定度を高めるために、いま何かできることがあるといいですね。
過去の私のように、
自分で決めるってなんだか怖い…
自己決定度が幸福度に影響するのは理解できたけど、自信がない…
そんな方もいるかもしれません。
そんなときは、ひとりで考えずに、信頼できる人に話を聴いてもらいましょう。何かヒントが得られるかもしれませんよ。
人生はトランジションの連続。
環境や気持ちなど、変化が起きるたびに、自分で考え、決断していかなければいけません。
そんな状況にある方に向けて、個別相談を実施しています。
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