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筋トレの「回数」はあくまで「目安」です【無闇に回数をこなすのは危険】

こんにちは、くどちんです。
今回は筋トレについてのお話しです。これもよくある「勘違い」で下手すれば「ケガ」をする危険のある事なので、トレーニングをしている方は知っておいて頂ければと思います。

筋トレをしてれば気になるのが「回数」ですよね。
「紹介されている回数をこなすのはきつい。一体自分に合った回数ってどのくらいなんだろうか?」といったお悩みをサクッと解決していきますね。

<解決する悩み>
・自分に合った筋トレ種目の「回数」がわからない!

【結論】何回まで「正しく」できるか?がボーダーライン

筋トレにおいて、そのトレーニングの適正回数を決める要因は「正しく何回できるか?」です。
もう少し細かく言うと、トレーニングのフォームが崩れた時に「正しいフォームに修正できなくなる回数」がその時の限度です。

その理由を説明します。

トレーニングは正しく行ってこそ、正しい効果が得られます。しかし、回数を重ねていくほどに、筋肉は疲労してきます。疲労して力をうまく発揮できなくなると、2つの現象が起こります。

①疲労した筋肉の代わりに「別の筋肉」が働き始めます。
関節に負担をかけてその動きを果たそうとします。

こうなってしまっては、本来狙っている筋肉に正しく刺激が入っていませんね?もはや別の筋肉のトレーニングになっていますよね?

これが理由です。

なので、「正しいトレーニングフォームでトレーニングできる限界の回数」と僕はいつもオススメしています。

無闇に回数をこなすと危険です【最悪ケガします】

今までたくさんの人にトレーニング指導をしてきたのですが、やたらと「回数」にこだわる人が意外と多くいます。その中には「回数をこなす」事だけに集中している人もいるんですね。

回数にこだわる事は別に「ダメ」とは言いません。回数が増えると進歩している気がして、モチベーションに繋がりますので。

ですが、無闇に回数を追いかけることは「危険」です。
最悪の場合は「ケガ」をします。中身が大切です。

先ほどのチャプターで、筋肉が疲労してくるとその動きの肩代わりとして関節が負担する、とお話ししましたね?ここに危険が潜んでいます。

つまり、無理なトレーニングを重ねる事で、身体を強くするどころか関節に負担をかける結果になり、「どんどん身体を壊している」事になってしまう危険性があるのです!!!

これは本末転倒ですよね?

健康のためにしている行動で、どんどん不健康になっていくなんて。。。

なので、トレーニングは回数だけにこだわるのではなく「正しく」取り組むという事にもこだわって下さい!

【まとめ】自分に合った回数で行うトレーニングが「最高効率」です。

最後にまとめますね。

<今回のお悩み>
・自分に合った筋トレ種目の「回数」がわからない!
→【僕の回答】そのトレーニングを正しいフォームで正しく動ける限界値が適正回数です。

トレーニングは無闇やたらに「こなせば良い」というものではない事を理解頂けたかなと思います。

しつこいようですが、トレーニングは「正しい」種目を「正しい」フォームで「正しく」動く事で、そして「正しい」回数をこなすことで100%の効果を得ることができます。

それが最高効率です。

正しく出来ていた動きができなくなる瞬間は、きっと自覚できると思います。
もしわからなければ、最初は誰かに見てもらいながら行うのが良いかもしれませんね。

間違ってもトレーニングで「ケガ」をしないようにして下さい!
これが最大のお願いです。

せっかく「やろう!」と大英断したその気持ちだけは失って欲しくないです。。。

安全に、(キツいけど)楽しんでトレーニングは取り組んで下さい!

でわ、トレーニングの成功を願っております。。。


※トレーニング中の身体の変化を感じるには身体の感覚を磨く事が大切です。また、トレーニングの効率を上げるためにも大切です。僕もとても大切にしている概念でもありますので、ご興味があればどうぞ。具体的なトレーニング方法もご紹介しています。


※トレーニング中に痛みが出た場合、すでに痛みがある場合はこちらの記事が参考になるかと思います。理学療法士目線での見解です。よろしければどうぞ






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