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【膝の痛み】変形性膝関節症の原因は本当に「老化」?【半分正解で半分間違いです】

こんにちは、くどちんです。
今回は、初めて「膝の痛み」についてお話をします。

日本の場合、女性に多いとされている「膝」の痛み。様々な疾患がありますが、特に多いのが「変形性膝関節症」という疾患で、僕も数えきれない人数を診てきました。

「老化が原因」と片付けられてしまう事が多いこの疾患ですが、僕が思うにその説明は「半分正解で半分間違い」です。

仕方ありません。医者がそのように説明するのは「日本整形外科学会」で、変形性膝関節症の原因が「老化」と定められてしまっていますので・・・。
(下の画像は、日本整形外科学会のHPからの抜粋です)

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という事で、今回は僕が「半分正解で半分間違い」という理由についてお話していきます。
この話を理解できれば自ずと「じゃあ自分は何をしたら良いのだろうか?」という事が見えてくるかもしれません。

【断言します】変形性膝関節症の原因は「膝に負担をかけ続けてきた『習慣』です。

日本整形外科学会でも「老化」と言われている変形性膝関節症の僕が思う本当の原因は「膝に負担をかけてきた『習慣』」です。

なぜそう思うのか?

変形性膝関節症は「変性疾患」です。
つまり、少しずつ組織が変性して起こる疾患という事。

なぜ「変性」が起こるのか?を深掘りすると、1つの要因として「その組織に負荷がかかり続けているから」という事が考えられます。

ここが今回の大事なポイントです。

疾患は長期間ストレスをかけられる部位で問題を起こすものが多いです。
例えば、胃に長期的にストレスをかければ「胃炎」。アルコールによって長期的に肝臓に負担をかければ「肝炎や肝硬変」、精神にストレスをかけ続ければ「うつ病」など。
長期間ストレスを与える事で起こる問題というのはたくさんあります。

変形性膝関節症も同じです。「長期間膝にストレスをかけ続ける習慣によって引き起こされる」と説明できます。実際に変形性膝関節症の方の「動き方」を見ると明らかです。

そうでないと「老化」でこの疾患になります、という説明だと全人類が変形性膝関節症にならないとおかしいですよね?ならない人もいる、しかも大勢。

その違いは何?と言われた時に、繰り返しになりますが、僕の見解は「膝に負担をかける習慣があるかないか?」が1つの要因だと説明します。

なので「老化です」という説明は、膝に負担をかけ続ける人に対しては「正解」ですが、そうじゃない人にとっては「間違い」なので「半分正解で半分間違い」なのです。

ここまで大丈夫でしょうか!?
(きっと)理解ができたところで、膝に負担がかかる「習慣」ってじゃあなに?という事を例を2つほど出して説明しますね!

【要チェック!】気づかないうちにこんな動きになってないですか?

膝に負担がかかる習慣の例として「スクワット」「歩き方」で簡単に説明をしますね。

まず1つ目は「スクワット」
「いや、私スクワットなんて筋トレは普段しないですけど!」と思った方もいるかもしれませんが、スクワット=しゃがみ込み動作の事を言います。

つまり、椅子からの「立ち座り」動作や、床や下にあるものを拾う時の動きとイコールと思って頂いてOKです(フロントランジでも同じことが言えます)。

では、説明に移ります。下の2つの画像をご覧ください。1つ目は膝が前に出ているパターンで、2つ目は膝が内側に入っているパターンです。

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例えば、椅子から立ち上がる時に、しっかり重心を前(足元)に移動できていない人は、上の画像のような立ち方になっている場合が多いかと思います。股関節が全然曲がっておらず使えていない、という事ですね。

そして、下の画像のようなパターンは、下半身が弱い人に多いです。下半身の力が弱い方は、両膝を寄せて立ち上がろうとする傾向にあります(女性の場合骨格的に内股になりやすい人もいます)。

この2つのパターンは、どちらも膝に負担をかけてしまいます。
立ち上がる動きは1日に何度もやりますよね?その1回毎に、上記2つのうちのどちらか、または両方のパターンで立ち上がると、膝への負担が積み重なっていきます。

続いて「歩き方」です。こちらも下の画像をご覧ください。
ヒールを履いた女性が歩いている画像です。

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たまに街中で待ち合わせをした時に、人の歩き方なんてのを何気なく見るんですが(職業病ですね笑)、こういう歩き方をしている女性が結構います。

このような歩き方をしていると、膝に負担がかかります。
形として一番最初に見せたスクワットの画像とちょっと似てますよね?膝だけが前に出ています。

このような歩き方をしていると、一歩一歩歩く毎に膝にダメージが入ります。あなたは1日何歩歩きますか?0歩という方はストレスが0の可能性がありますが、そんなことはないですよね???1日何千歩も歩く方は、その数だけ膝にダメージが入っていると思って良いです。

気になる方は、自分の歩き方をぜひ一度確認してみて下さいね!

以上が代表的な「膝に負担をかける習慣」の2パターンでした。
当てはまるものがありましたか??(ないことを願います!)

【まとめ】動きの習慣を変える事ができれば自力で悪化を防ぐ事も可能かも!

では、最後にまとめますね。

<変形性膝関節症は「老化」が原因というのは「半分正解で半分間違い」>
●本当の原因は「膝に負担をかけ続ける『習慣』」
→そもそも老化が原因だと「全人類」がならないとおかしい!
→この疾患を患う人と、患わない人の違いは「膝に負担をかける習慣の有無」
★膝に負担をかける習慣がある人は「老化」で説明可能なので半分正解。でも全員ではないので「半分間違い」
●どんな習慣が膝に負担をかける?
→一例としては「スクワット(立ち座り)」や「歩き方」。

以前、病気の原因のほとんどは「習慣」であるという記事を書いた事がありました。そこでも今回と同じことを言っています。
人間には自然治癒力があるとは言いますが、過剰にかかったストレスは処理しきれません。限界があります。

処理能力を上回ったストレスは「蓄積」していきます。積み重なったストレスが風船が破裂するように、限界を迎えた時に疾患は「発症」します(全てのケースではないですよ?)。

なので、私たちがやるべきなのは「いかにストレスに気づいて対処するか?」です。

今回の話でも「なんだ老化か、それなら仕方ない」と諦めないで下さい。変性してしまった組織を元に戻すのは難しいですが、それ以上、悪くならないようにする事は可能かもしれません。

悪化を防ぐ、または進行を遅らせる為にも、負担をかけている「原因」を考えて、改善するよう取り組むことを僕はオススメします!

今回はここまでにしますね。
何かの参考になっていれば幸いです。

でわ♪

※先ほど説明した、以前書いた記事です。僕はたどり着くところはいつも「習慣」だと思っています。



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