【注意】身体を悪者にしないで下さい【身体は常にあなたのために全力です】
こんにちは、くどちんです。
今回は、お悩み解決というよりはマインド寄りなお話です。患者さんがよく口にする言葉に対して「ちょっと待った」をかけます。
具体的に言うと「この膝が『悪い』せいでうまく歩けない!」とか「なんでこんなに痛いの?どこが『悪い』の?」です。
自分勝手に「悪い」というレッテルを身体に貼らないで下さい【身体は常に最善を尽くしてくれている】
身体は常に、身体の内外の様々な感覚情報や過去の記憶などの情報を元にして動いています。
その動きは全て「脳」が判断・指令しているわけなのですが、その指令は常に「最善」です。たまにエラーがあるかもしれませんが、基本的には最善のパフォーマンスを出せるように指令を出しています。
どこかに不都合が起これば、それをカバーするように他の部位に指示を出したり。感情自体をコントロールして危険から遠ざけたりと様々な選択肢を駆使してあなたの身体を、生命を守ろうとしてくれています。
そう、「生命活動」を終わらせないために脳や身体はベストを尽くしてくれているんです。
故に、身体にとって「害を及ぼす」という事は基本的にはしません。それは本能に矛盾しているからです。
つまり、身体はあなたにとって「悪」となるような事はしないものなのです(基本的にはですよ!)。
まずは、ここを抑えて頂ければと思います。
言うなれば悪いのはあなたの『考え方』です【身体は被害者】
身体はあなたの生命活動を止めないようにベストを尽くしてくれている、と考えると、それに対して「悪い」というレッテルを貼るのはいかがなものでしょうか?
日常生活に置き換えて頂くとわかりやすいかもしれないですが、毎日一生懸命自分がベストを尽くせるように働いてくれている人を「責める」事と同じだと僕は思います。
そう考えると、ちょっと厳しい事言い方になってしまいますが、強いて言うなら『悪い』のはあなたの『考え方』です。
自分の身体で問題が起きているのに、その事すら「自分は悪くない」と逃げる。もうこれはどうしようもありませんね。
一部の特殊な病気や例を除いて、一般的な内臓の病気や関節痛は自分の悪い「習慣」がベースにあって、身体がその負担をカバーしきれず症状が誘発されているのです。
その習慣を作り出しているのは誰でしょうか?
あなた自身ですよね?もっと言えばあなたの「心」です。
それによって身体が壊れたのであれば、身体はむしろ「被害者」です。
でも、一定数いるんですよね。自分は悪くない!って逃げまくる人が・・・。
申し訳ないですが、僕はそういう考え方の人とは関わりたくはないなと思ってしまいます。なぜなら、そういう人は良くならない可能性が高いですし、症状を繰り返す可能性も高いからです(根本が直らないので)。
【結論】自分の身体と「人間関係」のような感覚で付き合おう
今回のお話をまとめますね。
・身体は常に全力を尽くしてくれているので「責める」のはやめよう。
・身体に起こる問題は、自分の「悪習慣」が原因の事が多いので、責めるなら自分自身の「心」を責めて下さい(身体は被害者)。
※とはいえ、心も責めすぎたらダメだよ。。。
こんなところでしょうか。
何か身体に症状が現れた時はこんな風に考えてみてはいかがでしょうか?
例えば膝が痛くなった時に、「自分は知らない間に膝に負担をかけてしまっていたんだな、申し訳ない!もっと早く気づいてやればよかったのに。これからは負担をかけないように、トレーニングとかケアを頑張るね!」みたいな。
もはや「人間関係」みたいな感覚ですよね。
こんな形で、身体と対話する事が出来れば「悪」は生まれないんじゃないかなと思います。
身体はあなたの生命活動を維持するために24時間365日頑張ってくれています。休まずに!超ブラック企業ですよね笑。
いやー感謝しかない!!!笑
心と身体は一緒、と言いますがそう考えると「別々」という捉え方もありますよね。
人生の始まりから終わりまでずっと付き合い続ける「自分の身体」と上手くコミュニケーションをとって仲良くしましょうね。
サポートありがとうございます!とっても嬉しいです!!絶対に目標を達成します!!!!