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【黄金りんご】長野県生まれのシナノゴールドという美味しいりんごを知っていますか?
りんごの品種は、日本全国たくさんあります。
昔からある品種もありますが、どんどんと新しい品種が誕生していくのもりんごの特徴というか、果物の特徴でもあります。
りんごの特徴は何ですかと聞かれれば、「赤い」と答える方がとても多いと思いますが、赤くないりんごの品種も実は結構あるんです。
青森県に次ぐ日本全国第2位のりんごの産地である長野県では、りんごの品種改良が頻繁に行われています。
そんな品種改良から誕生したりんごの1つが「シナノゴールド」です。
長野県で品種改良し誕生したりんごなので、りんごの名前に「シナノ」がついています。
長野県は別の呼び名で「信州」だったり「信濃」と呼ばれたりするので、昔の呼び名である信濃という名前を付けたのでしょう。
「黄金りんご」とも呼ばれているシナノゴールドについて話をしていきたいと思いますので、興味のある方はぜひ読んでください。
シナノゴールドは美味しいうまい!
シナノゴールドの私が感じた第一印象は、黄色いりんごがどれだけのものなのかという疑いの印象からスタートしました。
りんごといえば、当然ですが真っ赤に染まった果実に、長野県出身の私とすれば蜜が入っていて当たり前のふじが定番だったからです。
そんな中、知人が仕事の休憩中に自宅から持参してきたシナノゴールドを食べていました。
「いやぁ、うまいですね!」
本当に?
と思い私も仕事帰りに購入し、家で食べてみることに。
「これはうまい!」
初めてシナノゴールドを食べたときは、そのさわやかな美味しさに感動してしまいました。
長野県に住んでいる私がですよ。
りんごを食べ飽きたといってもいいくらいにりんごを食べてきた私がシナノゴールドを食べたときは、純粋にその美味しさに感動してしまいました。
シナノゴールドは、本当に美味しいですし思わず「うまい!」と言ってしまうくらいの美味しさです。
シナノゴールドの旬はいつ?
シナノゴールドの旬というのは、結構ながいんです。
長野県では10月上旬ころから収穫がスタートし、12月上旬くらいまでは収穫があります。
美味しい旬の時期でいえば、ちょうど収穫シーズンが1番美味しい時期になります。
10月中旬から12月いっぱいまで美味しいシーズン長く続くというのも、シナノゴールドの特徴になります。
ただ、年が明けてからのシナノゴールドは若干ですが味が落ちてしまいます。
味以外にも食感も少し柔らかくなってしまい、せっかくの歯ごたえが少し感じられなくなります。
ふじと同じで冷蔵保存が効きますので、長いと3カ月ほどは食べることができるのもシナノゴールドの特徴です。
ふじとシナノゴールドの違い
りんごの品種の代表といえば「ふじ」になりますが、そんなりんごの王様であるふじと「シナノゴールド」の違いって何なのでしょうか?
一番の違いといえば、さわらかな甘さと香りです。
口にいればシナノゴールドをかじったときに口いっぱいに広がる果汁は、ふじとは違いすごくさわやかな甘さです。
ふじはとにかく食感がシャキッとしていて、甘みが強いです。
蜜が入る品種のりんごですので、完熟の証として蜜が入りとても甘いのが特徴なのですが、シナノゴールドはさわやかな甘さなんですね。
食感はふじもシナノゴールドも同じで、とてもシャキッとしています。
ふじとシナノゴールドを食べ比べてみると、その甘さの違いにビックリします。
ふじが好きかシナノゴールドが好きか。
甲乙つけがたいという人もいれば、ふじ派だったりシナノゴールド派だったり分かれる場合も多いですね。
シナノゴールドの食感やりんごの蜜は入るのか
りんごといえば蜜だろ!
というくらいに、蜜が入っていないりんごは認めないという人も少しですがいらっしゃいます。
そうはいっても、蜜が入るりんごの品種というのは限られているので実は答えなんですね。
そして蜜が入るから美味しいというわけではないんです。
蜜が入るのは、完熟している証拠なのですが、蜜が入ることでの弊害もあったりするんですね。
品種によっては蜜が入るまで木に果実を付けていて、蜜が入ったころ合いを判断し収穫をする品種もあります。
ですが、蜜が入ったにも関わらず食感がよろしくなく、甘みはあるんだけど食感が柔らかく美味しさを感じられないなんてことが実はあるんです。
シナノゴールドもそのりんごの品種の一種になります。
収穫時期を遅くすればシナノゴールドにも蜜は入るのですが、食感という味わいはボケてしまっていて美味しく食べられるものではありません。
ボケるというのは、長野県での呼び名でりんごの食感が「やわらかくなっている」という意味です。
柔らかい食感のりんごって食べたいと思いますか?
嫌ですよね。
シナノゴールドは収穫時期によっては蜜は入りますが、食感や味わいは良くなくなってしまいます。
まとめ
長野県で誕生した黄色い皮の黄金りんごシナノゴールドですが、当然ですが旬の時期に食べるのが最高に美味しいです。
収穫時期が10月上旬から12月上旬くらいまでで、冷蔵保存も効きますのでお歳暮にも大人気なのがシナノゴールドです。
お歳暮では、まだまだふじりんごの方が人気があるのですが、シナノゴールドも年々人気が出てきています。
黄金色に輝くりんご、シナノゴールド。
誕生の地である長野県からぜひともお取り寄せして味わってみてはいかがでしょうか?