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「アトモスフェール」 リゲティ|心が折れそうになったときのプレイリスト 第76曲
<タイトル>
アトモスフェール
<作曲者>
ジェルジ・リゲティ
<おすすめ音源>
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団
<解説>
リゲティはハンガリー出身の現代音楽の作曲家です。
この「アトモスフェール」は、スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」において、謎の巨大石版「モノリス」が出現したときに使用されました。
これは作曲者リゲティに断りもなくのことなのですが、映画の効果でリゲティが注目されたため、本人は気まずかったとか。
どういう音楽かというと、日本人がイメージする「ホラー音楽」そのものです。
意外にこういうのがハマる方もいらっしゃるかもしれません。
わたしは精神的につらいときに聴くと、逆に落ち着きます。
リゲティは戦争体験などにより過酷な生涯を送りましたが、それが音楽に反映されているのかもしれません。