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プロジェクトの目的と目標は何ですか?という話

プロジェクト、特にシステム開発のプロジェクトで目的と手段が入れ替わったり、当初の目標を忘れてしまう事があるで気をつけましょうという話です。
既存のプロダクトに新機能を追加するとか、機能を改修して使いやすくするとかいろいろとあると思います。
長期間に渡る開発を経てリリースを行うと、それで満足していたりしませんか?

偶にある間違い

・半年がかりの新機能の追加完了!打ち上げ!終了!
・一年掛かった既存システムのリプレース完了!お祝い!解散!
プロジェクトの期間が長く、時間を掛けて開発したものが遂にリリースされるというのは嬉しいものです。
リリースは区切りにはなりますが、プロジェクトの終了ではありません。
なんの為にそのプロジェクトを始めたのか思い出してください。

目的と手段を入れ替えないように

例:彼女の誕生に旅行に行き、プロポーズするプロジェクト
目的:ディナーの後でプロポーズする
目標:プロポーズに承諾してもらう
この場合、楽しく旅行ができ二人の絆がより深まったものの緊張しすぎてプロポーズできなかったら…プロジェクトとしては失敗です。
旅行が目的ではなく、手段だからです。

目標が達成されたか計測

あまり考えたくはありませんが、プロポーズして断られた場合も同様に失敗となります。
保険としては、ホテルの良さ、料理の美味しさなど目標を複数持っておくことでしょうか…。

道に迷ったら

プロジェクトの目的や目標は、そのプロジェクトに関わる人数が多かったり、期間が長くなったりするほど見失ったり、勘違いしてしまいます。

そんな時に役に立つのがインセプションデッキやプロジェクト計画書です。

いつでもチームメンバーや、プロジェクトに関わる全員が見られるところに置いておきましょう。

サポートしてもらったら本を買います!