藤野千夜「じい散歩」
書店で平積みされていて手に取ったのが藤野千夜さんの小説「じい散歩」。
「じいさん」と「散歩」を組み合わせたお気楽なタイトルから、愉快なじいさんがお気楽な散歩を楽しむ小説かと思ったら違った。
夫婦そろってもうすぐ90歳。
当然、順風満帆に生きてきたわけではない。
この年齢になるまでの年輪を覗き見させてもらったような読後感。
私の親も高齢になってきた。
当然、私自身も同じ速度で年齢を重ねている。
自分が90歳になったときは、どうなっているだろうか。
そんな妄想をしながら読んだ。
まずは主人公の新平のように健康に気遣っていこう。
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