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幸せを感じることに自分へOKを出す|セルフケア
こんばんは。モラハラを手放すと決めて39日目の久保だいすけです。
昨日から妻が鼻風邪で体調が優れず、会社も定時早々に帰ってきました。
昨夜の夕飯担当はぼくだったので、連絡をとりながら夕飯の買い出しがてら風邪薬を買ったり、喉が痛くても食べれそうなゼリーやヨーグルト、妻が帰りに買う予定だった日用品なんかも買ってきました。
夕飯も体を温めて免疫を高めつつ、成長期の息子も満腹になるもの、さらに妻のリクエストということで生姜を効かせた鶏団子汁にしました。
小さな幸せは大きな幸せ
夕飯の献立も、野菜たっぷりの豚汁か生姜のきいた鶏団子汁か、で妻にどっちがよい?と聞いていました。どっちと言われても、大丈夫なように買い出しはしていましたし、翌日にもう片方という手も考えていました。
正直、妻からどっちでも良いという返事が返ってくると思っていたので、鶏団子汁という希望が聴けたことはすごく嬉しかったです。
やはりぼくは妻と会話を交わすことに幸せを今でも感じており、そのありがたみが日常からその会話が消えている分、とても大きな幸せに感じます。
思わぬ落とし穴も
一方で、今朝大きな落とし穴がありました。
先月末にぼくが風邪っぽい日が続いた時に、内科に行けば?と言われた記憶がありました。あの時は、良いや、と一瞬思いながらもここはちゃんと妻の勧めを聞こうと思って行ったところ、コロナやインフルエンザでもないこともわかり、適切な薬も処方してもらえたので、言われたことを聞いて良かったという経験になっていました。
今週は三連休。土曜の午前の診察を逃すと次の機会は火曜日の朝。たいてい連休直後は混みますし、何よりも仕事を休む必要があります。そのため、今のうちに診察をうけて週明けに向けて万端を期すことができるかなと思って妻にも内科にいくことを勧めました。(内科は家から徒歩1分)
わたしは行かない。寝ていれば大丈夫だから。
胸の中央にモヤモヤを感じながら、ぼくの頭の中には「心配しているのにそんな言い方しなくても。それに火曜日からまた仕事なんだから、そんな気合と根性で本当に治るの?と」
まずい!これじゃ完全に見下している!支配的になっている!妻が大丈夫というならそれでいいじゃないか!それで治るように全力で支えないと!
でもどうしてもモヤモヤは消えません。
なので何回も深呼吸をして、妻にはどうしても気になっちゃっているから、もう一回だけ伝えさせて。今朝を逃したら火曜まで機会ないから、内科に行くと良いな、って思ったよ、とだけ伝えました。
妻は表情は固いながらも、「自分で決めるね」とだけ答えが返ってきたので、ここはもう妻が決めた結果を支えよう、と気持ちを切り替えました。
すると、その間に娘がなんかトローンとしていると思ったら、こっちが発熱。ちょうど数日前から咳をするようになっていたので気にはなっていたところでした。
娘ちゃんの方がお医者さん連れて行った方が良いかもね
その通り!とまではすぐに切り替えられなかったものの、振り返ってみるとすぐに小児科のウェブ予約サイトを立ち上げられるぐらい、ぼくは切り替えられていたのだと思います。もちろん妻にどうつたわったかまではわかりませんが。
幸い娘は季節的な喘息の症状なだけで、薬だけもらって家で休むことに。三連休はゆっくり過ごすことになりそうです。
小さな幸せが積み重なっていく
お昼はそんなバタバタのため、コンビニでそれぞれのリクエストの品を買ってきて食べました。すると、妻からありがとう、と何度か繰り返し伝えられました。思わずぼくも嬉しくなり、頬が緩んだと思います。
また喉が痛い妻、これから夕方に向けて熱が上がるだろう娘もアイスなら食べるだろう!と思って、妻にはハーゲンダッツを、娘にも好物のパピコを買っておきました。すると夕方妻からわざわざ、いまアイスいただきました、ありがとう、と声かけがありました。あれって美味しいよね!と思わず要らぬかもしれぬ会話を広げるような返答をしてしまうほど、嬉しかったです。
夜も少し重いかな?と思いながらも多めに作っておけば明日から私がこんな悪いタイミングに海外出張ということもあり、明日も食べれるだろうとミートソースを作り、パスタにかけて食べました。ミートソースはぼくのレパートリーの中でも妻の好物の一つ。美味しい美味しいと言いながら食べてくれて、ぼくはとても幸せでした。
こういった何でもないようなことが積み重なり、人は幸せを感じるのだと改めて実感しました。
あした、起きれたらお見送りするね
ぼくは明日は早朝に空港へ向けて出発します。妻もだいぶ良くなったとはいえ、まだ万全ではありません。にも関わらず、妻が寝る前にわざわざぼくが家を出る時間を聞いてくれて言われたのが、これでした。
この1ヶ月、出かける時に見送られることなんて一度もありませんでした。(今までは必ず出かける時は、よほど手が離せない時以外は玄関でお見送りしてくれる人でした)
それが妻から「出かける前に起きれたら起きるね」と実際にどうなるかは別として、妻が寄り添ってくれる姿勢を表してくれました。
言われた時は、もうどうすれば良いかわからないぐらい嬉しかったですが、もちろん「無理しないでいいよ」「ゆっくり寝ててね」とだけ返しました。でもすごく嬉しかった。
油断しては行けない、これは最初の試練
ぼくはこういう出来事があると調子に乗る性格ということは自覚しています。明朝、妻がどうしようと、ぼくは平常心を保たなければなりません。
それよりも、ここのところ自分で修正できつつある、支配的な発想や、認知の歪みの気づき、そして何よりも「ぼくが変えることができるのはぼくだけ」ということ。これを続け、そのためにも自分のケアを怠らないこと。
これを続けることが今のミッションであることを忘れてはいけない。またブレたり欲張ってもいけないことを自分に言い聞かせています。
今日は小さな幸せが多々ありました。その幸せをぼくは噛み締めます。
しっかりと妻は被害者であり、ぼくは加害者である。そのことを忘れない。でもぼくはセルフケアとして幸せを噛み締めることにOKを出してあげたいと思っています。
妻ちゃん、体調が悪い中でも、ぼくへの気遣いをありがとう。
不在にしてしまい申し訳ないけど、くれぐれもお大事に。