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【自由研究の秋】 藁苞で自家製納豆をつくってみた


納豆菌

納豆菌(なっとうきん、学名: Bacillus subtilis var. natto)

大豆のたんぱく質を分解する際に、納豆のネバネバと独特の香りを作り出してくれている張本人。そのネバネバには様々な特殊酵素が含まれており、我々人間の健康にも有益に働いてくれています。

また、納豆菌自体は枯草菌の一種であり 稲の藁に多く生息しており日本産の稲の藁1本に、ほぼ1000万個の納豆菌が芽胞の状態で付着しています。

古来より、稲が身近にあった日本人は、納豆とも長い付き合いをしてきました。
納豆の歴史は、平安時代はたまたそれ以前から始まったとも言われています。



そんな納豆大国・日本に生まれ育った私たち

我々にとって”納豆”とは、好きであろうとも嫌いであろうとも、少し特別な存在なのではないでしょうか?


さてさて、こんにちは!
今日はノウハウ共有の会!

記念すべき第一回目は、生粋の納豆好きにぜひとも挑戦してみてほしい!
日本ならでは、藁苞(わらづと)による自家製納豆の作り方紹介です。


それっぽく書いてみた


ノウハウ共有なんて言ったら、こういう図かきたくなる
#あるある

はい、まじめに始めます(笑)


用意するもの

・稲わら
・大豆
・麻紐
・鍋
・蒸し器
・新聞紙
・カイロ
・毛布

方法

①大豆を蒸す

・大豆を洗った後、3倍の水に一晩浸す
・翌日弱火で蒸す
※煮るよりも蒸した方が、大豆の栄養がにげないんだよ!(by もやしもん)
・お好みで大豆を刻んでひきわり納豆にも!
※刻んだ方が大豆が納豆菌に触れる表面積が増え、発酵スピードが早まり旨味と粘りも増すんだよ!


②藁苞(わらづと)を作る

・片手で握れるくらいの稲わらを用意し、ゴミを取り除く
・稲わらを束ね、真ん中と下から3cmのところを麻紐で縛る
・両先をはさみできりそろえる


③わらづとを沸騰した湯の中にいれ10分煮る

※稲わらの中にいる、納豆菌以外の菌を殺します
多くの菌は、100°で死滅しますが、納豆菌は生き残ります(ゴイスー!!!)

④蒸した大豆を投入する

・蒸した大豆を藁苞の中に入れ、見えなくなるように整える
・半分に折って先を麻紐で縛る!

※他の菌が入ってこないように、冷めないうちに!素早くね!


⑤④をカイロと新聞紙に包み、毛布を巻き40°に保ちながら、2日間置く。

⑥わらづとを半日〜1日、風通しの良い日陰に放置しておく

⑦開けてみて、納豆らしい糸と香りがあれば、遂に完成です!!

「ひょ〜〜、まじで納豆の糸引いてる..!」(ボキャ貧)

「ひょ〜〜、納豆臭だあ..!」(ボキャ貧)


では、いたただきます!


んんんん、んまーっっっっ!!!

ただでさえうまい納豆の、旨味が70倍くらいある...うそ..やゔぁい。

それでいて、市販の納豆よりも、栄養価高くて安全って

やゔぁい(うるさい)


興奮がなかなかおさまらない食卓でした。




今回は、初回ということでオーソドックスな藁苞納豆をご紹介しましたが
実は市販の納豆を使っても、そこらへんに生えている野草でも、自家製納豆作りはできちゃうんです!
今ちょうど、野草のビワの葉・ツワブキ・アシタバで納豆作りもしているので、またその作り方もご紹介しますね〜!


ではでは、みなさんも素敵な納豆LIFEを〜!



おしまい


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