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ハトは言葉が分かるのかな?
「ハトは言葉が分かるのかな?」、
そんな疑問を抱いたのには訳があるのです。
まずきっかけは、家の前の公園に朝陽を浴びに出た時のこと。
私が公園に入ると、すぐに数羽のハトがやってきました。
そのうちの一羽が私の方に向かってトコトコと歩いて来るのです。
明らかに何か言いたげでした。
「あれ?何か勘違いしてる?」と思ったので、
そのハトに向かって「何にもないよ」と、声を掛けました。
するとそのハトは、「あ、そ、」とばかりに、プイッと向きを変え、
周りにいたハトに「オイ、行くぞ、あかんわ」と言って、
そのハトたちを引き連れて飛んで行ってしまいました。
他のハトたちは「え?あかんかったん」、「なんや」と言っていたようです。
またべつ別の日に、浜辺を散歩していた時です。
数十羽のハトが舞い降りて来て、近寄ってきます。
リーダーらしき一羽のはハトが前に進み出てこちらに歩いてくるので、
「また勘違いしてるな」と思い、「ン?どうした?、何にもないよ」と言うと、やはり前と同じように、「なんや、何もないんか」とばかりに、
プイッと向きを変えて、「みな、あかんわ、行こ」と、去って行ってしまいました。
今度のハトたちは割と素直で、何も言わず、すんなりついていきました。
どちらも私の言ったことが分かっていたとしか思えない反応ぶりで、
「え?今言ったのわかったの?」と、びっくりしました。
以前の記事「自然の生きものと対話すること」でも書きましたが
巨木になってしまったゴールドクレストの背丈を半分くらいに低くしようと、植木屋さんを呼んで打ち合わせをしていると、
家の前の電線から、ジッとこちらの様子をうかがっているハトがいました。それまで毎年のようにその木に巣をつくって卵を産んでいたようなので、「え~!何するの?切ったら嫌やで~!」と恨めしそうに言っているようでした。
植木屋さんも気が付いて、「あれ?珍しいな、あんなにしげしげこっちを見てるなんて」と言っていたのを覚えています。
昔から手紙やメッセージを運ぶ通信手段として、“伝書バト”が使われてきました。
ハトにはとても優れた方向感覚があり、視覚的な手掛かりや地球の磁場も感じることが出来るので、長い距離を飛んで巣に帰る本能があるのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1736982782-3T9qtnQ0MpvwFceHWNzCuxKE.jpg?width=1200)
ひょっとしたら知られていないだけで、ハトにも人間の言葉を理解する能力が備わっていて、インコやオウムのようにそれを表に出していないだけなのかもしれません。
先ほどの記事にも書いたように、やはりすべての生きものには意思があるのです。
身の回りには大小の生きものが溢れています。
庭に出ても散歩をしていても、目を凝らして見ているとそれらがみんな話しかけてきてうるさいくらいです。
皆さんも出会った生きものに話しかけてみてはいかがですか。
ひょっとしたら、何か応えてくれるかもしれませんよ。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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これからもどうぞよろしくお願いします。
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