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他人を尊重すれば自分も幸せになれる

前回の記事「なぜハラスメントに」で、
「そういう行動を取ってしまう人の根底には、どういう心理があるのか」、という問いに対し、
「相手を思いやる気持ちが欠如しているからだ」というように書きました。

今回は視点を変えて、
「他人を尊重することとはどういうことか」
について考えてみたいと思います。

漢字で尊重の“尊”は、“尊い”、“貴重な”とか、“敬意”を表します。

尊い

一方“重”は、“重ねる”、“重い”とか、“大切にする”ことを表します。

重い

つまり尊重は、
“価値の高い、尊いものを大切に重んじる”という意味になります。

相手の個性や価値観を認め、気持ちを理解し、かけがいの無い存在として大切に扱うことです。

尊重し合う

では、具体的にどうすればいいのでしょう。次にいくつか挙げてみます。

 腕組みしたり、ふんぞり返ったり、威圧的な態度を取らず、リラックスして話を聞くこと。
 相手の目を見て、相槌を打ったりしながら、最後までよく聞くこと。
 相手の名前を正しくはっきり言うこと。
 こちらが話す時も、相手の目を見て話すこと。
 相手の年齢や性別、立場や地位にかかわらず、丁寧に敬意をこめた言葉で話すこと。
 相手の立場に立って考えること。
 先入観にとらわれないこと。
 相手の意見との違いを認め、受け入れること。
 相手の意見と違う意見を言うときは、頭ごなしに否定せず、相手の考えも認めた上で、論理的に自分の考えを説明すること。
 自分が常に正しいとは限らないことを自覚し、相手からも学ぶ姿勢を持つこと。
 プライバシーなど、相手の話したくないことを無理に聞き出したりしないこと。
 相手との約束は、どんな小さなことでも守ること。
 何かしてもらったら、必ず「ありがとう」を言うこと。

こうして相手を尊重することが出来れば、
差別や偏見、いじめやハラスメントも減っていくことになり、
自分自身も周囲から尊重されるようになるので、
人間関係もより良い方向へ向かい、
社会全体も、より平穏で平和になるのではないでしょうか。

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