アンケートデータの落とし穴とコスト効率の良い調査方法とは?
こんにちはYKです。
市場調査(マーケティングリサーチ)の記事がviewとして出てきましたので、
今日もマーケティングシリーズのノウハウを共有したいと思います。
みなさん、インターネットで検索して出回っているアンケートデータをそのまま信じて、社内資料などで使っていないでしょうか?
実は、それ危険です。
今日は、なぜ危険か?という話と、どうすれば良いのか?という話をしたいと思います。
検索して出てくるアンケートデータが危険な理由
アンケートは気軽に誰でも作ることができます。質問を考えて、答えてもらうので、基本的には日本語ができればこの仕事は誰でもできるものになります。
ただ、市場調査で使う場合、気をつけなければいけないことがあります。
それは、”サンプリング”になります。
サンプリングというのは、誰にこのアンケートを聞いたか?ということです。みなさん、データを使うときに確認していますでしょうか?
どのようにサンプリングしたかがわからない状態で、アンケートデータを見ると市場を見誤ります。
例えば貯金の状況についてのデータがあったとします。これをクラウドソーシングなどで取ると、回答が30代の方が答えてくれることが多いです。クラウドソーシングでのアンケートの回答の平均貯金額が100万円だったとしましょう
では、実際はどうなるか?というと世の中は、40代50代の人口が多いので、当然40代、50代の人の方が貯金は多く持ってお利、その人たちを入れると実際の平均貯金額は300万円ぐらいになったりします。
これを意思決定の場で、考えると、貯金が少ないから副業など稼げるサービスを提供しようとなるかもしれませんが、実際は資産運用のサービスの方がニーズがあったかもしれませんが、意思決定を間違えてしまう可能性があります。
上記は極端な例ですが、このように、アンケートは誰に聞いたか?というのがとても大事になってきます。そして、インターネットで検索して出てくるアンケートデータというのは誰に聞いたのか?が明記されていないことが多いです。
自分達でアンケート調査を行う方法
そのため、市場調査というのはあまりネットの情報を鵜呑みにせず、自分達で、webアンケートを用いて調査を行うのが良いとYKは考えています。
大企業であれば、調査会社に依頼をして行うのが一般的です。依頼の仕方はいかの記事で共有しております。
ただ、調査会社に依頼すると、契約も必要ですし、費用もかかります。会社にもよりますが、大体、簡単なもので50万円、ちゃんとやろうとすると200万円ぐらいかかります。
ただ、そんなお金は、大企業しかありません。では、もう少し手軽にできないのか?と思うと思いますが、そういう方向けで、クラウドソーシングを使うという手があります。
ただ、上記で説明したように”サンプリング”(=パネルとも言います)の偏りがあります。じゃあ、どうするか?というと、統計処理をして解決するという方法があります。それが重みづけ(=ウェイトバック)という手法になります。
例えば、男性10代の回答が15人しか集まらなかったが、実際は50です。なので、男性10代の1人回答を3.3人分として扱うということをします。それが重みづけです。こうすることで、パネルと世の中のずれを矯正することができます。
ただ、クラウドソーシングでの問題点としては、集めづらい属性(10代女性のような少ないところ)のために、多くのアンケート回答を集めなければいけないというコスト面のデメリットが発生します。アンケートはポイント報酬があるので、集めづらい属性を確保しようとすると、回答人数が必要で、費用がかさみます
その場合は、Freeasyという会社があり、割付(各区分ごとの上限人数を指定できる機能)があります。
以下のように、均等割付けというのですが、各区分ごとに最小限の人数だけ取得して、あとは重みをつけてデータを見るということができます
こうすることで、費用を抑えられた調査をすることができます。世の中の構成は国が発表しているので、それを使うのが一般的です。
ただ、いずれの場合も重みづけの計算は自分でやる必要があります。初めての方は難しいと思いますので、以下相談窓口を設けております。お気軽にご相談ください
まとめ
YKがおすすめするのは、Freeasyです。以下、依頼を受ける場合はFreeasyを利用してアンケート調査を実施します(利用登録はしておりますが、案件等ではございません。単純に使わせていただき、便利と感じてご紹介しております)
ご相談、ご依頼
noteに書くだけで、ちゃんと伝わっているか不安だったので、LINEの相談窓口を作りましたので、お気軽にご連絡ください
また、もう少し詳しく講義をしてほしい、重みづけの計算をしてほしい、アンケート調査を丸ごとしてほしいなどあれば、ご相談いただけると幸いです。
一応、、、、
実際に丸ごと対応する場合は、アンケートの実査に費用が発生するため、ココナラで相談受け付けておりますので、LINEでの相談後にこちらからご依頼いただければと思います。
最後に
もし、このマーケティングシリーズの記事が良ければ、もっとかければと思っておりますので、どういうところをを教えてほしいなどあればコメントしてもらえると助かります
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