ホンモノのビリヤニを食べるならココ!関西ビリヤニまとめ4選+おまけ
2022年のS・S・ラージャマウリ監督の映画「RRR」が空前の大ヒットとなるなど、足音が聞こえたような気もするインドブーム。そんなインドブームと前後して密かなブームを巻き起こしていたのがビリヤニという料理。
SNSなどで美味しそうなビリヤニを見かけるケースは増えましたが、意外と本格派を実際に食べる機会が少ないビリヤニ。そこで関西で本格的なビリヤニを食べられるお店の情報をまとめてみました。関西在住でインドとビリヤニに魅了された人はぜひ参考にしてみてください。
そもそもビリヤニとは?
今回紹介するビリヤニという料理。知名度は上昇していますが初耳という人も多いと思いますので、まずはビリヤニという料理の紹介からしたいと思います。
ビリヤニというのはインドの炊き込みご飯で、カレーとは違って辛くはありませんがスパイスをふんだんに使っているのでスパイシーなのが特徴。具材には肉や魚介を使用するので、旨味もたっぷりと詰まっています。
ビリヤニはカレーチャーハンと混同されがちな料理ですが、作り方がかなり違います。あらかじめ炊いたご飯と、別に作ったカレーを炒め合わせて作るカレーチャーハン。
それに対して具材をスパイスと炒めているところに、生のお米を入れて炊き上げる炊き込み式の調理が正調式の本格ビリヤニとなっています。
カレーチャーハン式のビリヤニより味も香りもグッと強くなる本格ビリヤニですが作るのには時間も手間もかかります。その割にまだまだ注文数も少なく、いわゆるカレーチャーハン的なビリヤニを提供している店も存在します。
そういった背景も十分に理解できるのですが特に初めてビリヤニを食べる人に味わってもらいたいのは、やっぱり本格ビリヤニ。そこでビリヤニ初体験という人にとって間違いない選択となるのが、今回紹介するようなビリヤニ専門店というワケです。
ダイヤモンドビリヤニ
関西で「ビリヤニを食べたい!」となった際に、まず第1に候補としてあがるお店が大阪の中津にあるダイヤモンドビリヤニ。こちらは店名にもビリヤニと入っているようにビリヤニ専門店。
専門店というだけあって「ビリヤニを食べてみたいけどいいお店が分からない」という人への絶対のオススメのお店となっています。
ちなみにビリヤニは大きな釜で大量に仕込むのが多いのですが、こちらのダイヤモンドビリヤニは注文がある度に1人前の釜で炊き上げるという本格を超えた贅沢仕様。感覚としては和食の一人用釜飯のような存在。
またビリヤニにはライタと呼ばれるヨーグルトソースなど副菜がつくことも多いのですが、ダイヤモンドビリヤニでは、その副菜も非常に豪華。
一人用の釜で丁寧に調理されたビリヤニは、もちろん味も絶品で、どこをとっても文句のないお店となっています。お店があるのも梅田の隣の中津ということでアクセスもよく、大阪に住んでいる人であればイチオシのビリヤニ屋さんとなっています。
ダイヤモンドビリヤニの詳しい記事はコチラをお読みください
DIAMOND BIRYANI(ダイヤモンドビリヤニ) 店舗情報
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インディアゲート
次に紹介するのが京都の四条烏丸にあるインディアゲートというお店。町家風でもあり現代風でもあるダクトが特徴的で黒くてシックな店舗のお店となっています。
こちらのインディアゲートではインドのビリヤニを京風にアレンジ。一番の看板メニューは鯛出汁のチキンビリヤニなっています。鯛出汁という純和風な素材を使ったビリヤニは一口食べると口の中に鯛の出汁がフワッと広がった後にスパイスの香りがスッと感じる和印折衷という雰囲気。
ワサビ入りのライタが添えられていたりと、かなりさっぱりした印象のビリヤニとなっています。ほかにもハーフ&ハーフの合い盛りも可能で、インド感全開のマトンビリヤニをセットで盛り合わせて、オプションとして麻婆豆腐も追加可能。
提供時は美しく盛り付けられたビリヤニですが、食べ進む内にいろいろと混ざって混然一体となってワールドワイドで美味しい、ここだけビリヤニとなっていました。京都を訪れた際に「京料理とはちょっと違うけど京都ならではのランチ」にオススメのお店となっています。
インディアゲートの詳しい記事はコチラをお読みください
ビリヤニ専門店 INDIA GATE(インディアゲート) 店舗情報
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アリーズキッチン
次に紹介するのは大阪の心斎橋にあるアリーズキッチン。こちらは大阪有数の繁華街である心斎橋の駅を下りて徒歩1分の場所にあるお店ですが、地下にあるため、ちょっと分かりづらいお店となっています。
心斎橋の人通りの多い道にこちらの看板が出ているので、ビリヤニのお店としては認識してなくても、お店の存在だけは知っている人も多いお店かと思います。
しかし看板をよく見てみると「日本一美味しいビリヤニ」の文字もあって、実はビリヤニの有名なお店。雑居ビルの地下にあるお店に入ってみると、日本人客は自分だけというケースも多い本格派のお店となっています。
店内のランチメニューでもランチナンバー1はビリヤニとなっていて、確かに店内では多くの人がビリヤニを食べています。仮に何の前知識もなくお店に入った場合には、かなり異空間的な雰囲気を感じるお店となっています。
ミルクピッチャ状のポットにたっぷり入ったライタを従えた、こちらのビリヤニは、かなり辛口のビリヤニとなっています。
ビリヤニはスパイシーだけど辛くないという料理というイメージを持っている人からすると、一口目にかなりビックリするビリヤニとなっていますが、添えられたライタを上手く調節すると美味しいビリヤニが食べられます。
またお店は本格的ですが、心斎橋にあるので大阪ミナミへ軽く出かけて「ミナミで何か美味しい物食べて帰ろ」という感じの気軽な利用にもオススメのお店となっています。
アリーズキッチンの詳しい記事はコチラをお読みください
アリーズ キッチン(ALI'S KITCHEN) 店舗情報
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シンズキッチン
次に紹介するのが、大阪の黒門市場近くのシンズキッチン。先ほどのアリーズキッチンと同じく大阪のミナミエリアのお店となっています。
黒門市場の入り口すぐ近くにあるシンズキッチンでは、土日と火木曜にビリヤニが登場。フワッとエアリーなビリヤニにカレーが3種、ライタとラッシーがセットになった豪華なセットのビリヤニとなっています。
ちなみに月水金にはビリヤニが提供されていないので注意が必要ですが、その際にもとんでもなく具沢山で美味しいミックスカレーライスなどがあるので、ガッカリしなくても大丈夫なお店となっています。
シンズキッチンの詳しい記事はコチラをお読みください
シンズキッチン(Singh's Kitchen) 店舗情報
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ビリヤニの名脇役ライタを自分で作ってみる
ここまでに関西のビリヤニのお店を複数紹介したきましたが、ビリヤニ引き立ててクオリティをワンランク高めてくれる存在がライタ。ヨーグルトベースの白いソースですが、このライタがあると、スパイシーなビリヤニがまろやかになって、何倍も美味しく感じられる。そんなソースとなっています。
このライタを作るのは、いかにも難しそうですが、クミンというスパイスさえ持っていると後はヨーグルトと塩コショウくらいで作れる、実は簡単なソース。
下の記事では僕が実際にライタを作っています。ビリヤニのまとめ記事を読むようなビリヤニ通の人であれば、ライタの作り方くらい抑えておいても損はないハズ!
この機会にぜひ併せて読んで、宅配や通販を使って自宅でビリヤニを食べる際のビリヤニライフをより豊かな物にしてみて下さい。もちろんカレーに併せても美味しく食べられます。
【いろいろあわせてお読みください!】
私のnoteでは各テーマに沿ったスポットごとに記事を凝縮したまとめ記事がいろいろあり、それらのまとめ記事をまとめた記事もあります。
下記の記事を開いていただけると色んなタイプの記事にアクセスできるので、ぜひ一度のぞいて読んでみてください。
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また僕は基本的に本当は内緒にしておきたいお店というスタンスはほぼないのですが、ごく稀に「ここは人気が出たらシステム的にやりくりできないだろうな」みたいな店も発見します。
そういったお店は「本当の本当は秘密にしておきたい」でも紹介はしたい!という欲求に負け有料記事で紹介しているのですが、もし複数読んでいただけるならマガジン購読がお得ですので、ご購入をオススメします。
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