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カラフル豪華なおばんざい!京菜味のむら 錦店の雅ご膳と湯葉丼
「京都で美味しい物を食べたい!」という人にオススメの場所である錦市場は江戸時代どころか平安時代から続く京の台所とも呼ばれている市場です。100軒以上の数十軒のお店が立ち並び、京野菜や魚、肉などの生鮮食材にくわえ漬物や乾物、おばんざいといった加工食品、何でも揃う京都の台所となっています。
今回紹介する「京菜味のむら 錦店」は、そんな錦市場からすぐの場所にあるお店で、美味しいのはもちろん、カワイイ器に盛りつけられたカラフルな見た目にも美しいおばんざいのお店となっています。
錦市場からすぐの場所にある京菜味のむら 錦店
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京都有数の繁華街である四条河原町に隣接して西に伸びる商店街の錦市場。東西およそ400メートルほどの錦市場には京都中から集まった食材がズラリ。
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その錦市場の東側の入り口から進んで、2つ目の交差点を南へわずかに下った場所に今回紹介するお店、「京菜味のむら 錦店」があります。
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京都のおばんざい屋さんの中でも抜群の知名度を誇る「京菜味のむら 錦店」なので、店内はかなり京風なイメージになっているのかと思うと少し意外。カフェのような内装で一人でも気軽に入れるお店という感じの店内になっています。
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席に通されメニューを確認しているとお目当てのおばんざいセットの存在を確認。「雅ご膳(みやびごぜん)」というのが正式な名前のようです。
カワイイと豪華の両立する京菜味のむらの雅ご膳
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注文後しばらくすると料理が到着。カラフルなのは事前に知っていましたがかなり盛りだくさんなラインナップ。色とりどりの小さな小鉢が4×3の12個並んでいるようすは優雅でありながら豪華な雰囲気。
どこから手を付けていくべきなのか迷いますが、おばんざいをとりあえずザーッと見渡していると、煮豆などシンプルなおばんざいにくわえて、鶏の唐揚げや牛肉の煮物などのガッツリ系おかずの姿もチラホラと発見できます。
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それではいただきます。まず、ちょっと気になったピンク色のおばんざいは干したかまぼこを薄くスライスした、削りかまぼこが乗った万願寺唐辛子のお浸し。カラフルで彩りがアップするだけでなくフワッとした食感までプラスされる役割があって、味と遊び心の両立となっています。
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ほかには食べ進んでいくと、高野豆腐の煮物や煮豆などの定番おばんざいに加えて鶏の南蛮漬け風やかなり濃い目の甘辛に煮込まれた牛肉の煮物などヘビーでグッと濃い目の味を味わったあとに、フっと食べる紅白なますの清涼感などがあり、バランスが淡い味ばかり濃い味ばかりとならず非常にバランスの取れたおばんざいセットとなっています。
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湯葉丼もオススメの京菜味のむら 錦店
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また「京菜味のむら 錦店」といえば、おばんざいと並んで有名なメニューが湯葉丼。おばんざいのセットなどには、ごはんメニューとしてフワトロの湯葉丼がセットで付いてきます。
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ごはんにトロリとした温かで自然な甘みの餡かけお出汁とツルツルとした湯葉がたっぷり乗った丼は、雅ご膳の豪華さと京都のごはん感にピッタリな雰囲気をさらに盛り上げてくれるメニューとなっています。またごはんよりもお酒を楽しみたいという人には湯葉丼ではなく追加料金なしでアルコールセットに変更できるオプションもあって至れり尽くせり。
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ちなみに湯葉丼は料金を200円プラスすることで、たっぷりと玉子を使用した「ふわとろ湯葉丼」へ、300円プラスであればさらにチーズの入った「ふわとろチーズ湯葉丼」に変更することも可能。
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こちらはふわとろチーズ湯葉丼。まるでスフレのようにしたモコッとしたシルエットでSNS映えはもちろん、玉子とチーズのふわとろ食感とまろやかさ、プチプチとした麦飯の食感などが味わえる、美味しさと楽しさにあふれる丼となっています。
湯葉丼などをおばんざいにセットで付けるとかなりボリューミーですが、もちろん湯葉丼類は単品でも可能となっています。おばんざいを頼みつつ、チーズ湯葉丼にバージョンアップさせるもお酒に変更したり、おばんざいモーニングも可能で色んな人の要望に応えるメニューがあるので、あらゆる人の京都滞在に京菜味のむら錦店、オススメです。
京菜味 のむら 錦店 店舗情報
住所:京都府京都市中京区麸屋町通錦下ル桝屋町513
TEL:050-5596-2770
営業時間:08:00 ~ 15:00
定休日:年末年始に不定休
アクセス:京都河原町駅から293m
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