今さら聞けない「4K8K」の常識とは
こんにちは。
けいえす(35歳)です。
先日娘から
「パパ、4Kと8Kのテレビってなに~?うちのテレビは何K~?」
と、突然のぶっこみ質問。概要は自分でも理解しているつもりでしたが、理解があっているのかどうか心配になり、調べてみた。
4K8Kについて
総務省のホームページを参考に、きちんと調べてみた。
4K・8Kとは、次世代の映像規格で現行ハイビジョンを超える超高画質の映像です。4Kは現行ハイビジョンの4倍の画素数で、高精細で、臨場感のある映像が実現できます。そして、8Kは現行ハイビジョンの16倍の画素数です。立体感も加わり、さらに臨場感のある映像を体感できるようになります。
(総務省ホームページより。https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/housou_suishin/4k8k_suishin/about.html)
ちなみに、現状最も多く使われているハイビジョンテレビは2Kです。
ここできになるのが「画素」「K」という単語です。
画素とは
画像の最小単位のことで、ピクセル(Pixel)とも呼ばれます。上の図の8Kは約3,300万画素とありますが
ヨコ7,680列 × タテ4,320行 = 33,177,6000画素
ということになります。つまりこの画素数の密度が高ければ高いほど、テレビ画面が美しく見えるということです。
Kとは
K=キロ、すなわち1,000を表します。
4Kであれば、4,000。8Kであれば8,000ということです。察しの良い方はお気づきと思いますが、画面のヨコ列の数を表しているのがこの4K8Kということになります。
4K → ヨコ3,840列(約4,000列)
8K → ヨコ7,680列(約8,000列)
8Kともなると、これまでのテレビの16倍も目が細かくなるということですね。テレビに映る人たちは大変ですね!顔の小じわやシミなんかが鮮明に見えてしまうこととなりそうです。
ちなみにiPhoneは最新機種であっても、カメラ画素数は1,200万画素となります。カメラはテレビと違って、画素数が大きければ綺麗な画像が撮れるというわけではないようです。こちらはまたの機会に。
と、ここまでは私も理解できていました。安心しましたが
「我が家は4K8Kの放送を見られるのか??」
4K8K視聴方法
視聴するテレビが対応していることはもちろんのこと、アンテナやチューナーも交換する必要性がある家庭もありそうです。
従来の電波とは異なる電波を受信する必要があるため、アンテナ・チューナーの交換の可能性や、4Kと8Kとで見れる番組見れない番組もあるようです。対応しているテレビだけを買ったところで、すぐに見られるというわけはないのですね。
事前の調査や準備が必要です。以下A-PAB(一般社団法人 放送サービス高度化推進協会)さんのホームページで、便利な自己診断ツールがあるので、お試しください。
ちなみに我が家は4K対応のテレビを買えば見れるようです!
知っているようで、知らない4K8Kの話。簡単にまとめてみましたが、4K8Kテレビへ買い替えの話が上がったら
今までのテレビよりも綺麗に映るんだけど、テレビの買い替えやアンテナ・チューナーの交換も必要だし、まだ全ての番組が4K8K対応しているわけでもないし、今の2Kのテレビのままでいいんじゃないかな!?
と、もう少し先延ばしにしてもいいかもしれませんね。