
革のエイジングを楽しむ定番アイテム!
こんにちは。ブーツの虜、kiisanです。
レッドウィングシューズには魅力的なデザインが多く、どれにするか悩まれてる方いるのではないだろうか?
今回は僕の所有するアイリッシュセッター#9106とベックマン#9014についての思いと、履き比べた感想を書こうと思う。
アイリッシュセッター #9106
高さ:6インチ 7ホール
ソール:トラクショントレッドソール
レザー:カッパーワークスミスレザー
製法: グッドイヤーウエルト
ラスト(木型):23番
幅:Dワイズ
Made in USA
※875 、 8875 、9106は同型だが、
875のレザーはオロ「レガシー」
8875のレザーはオロラセット「ポーテージ」
学生の頃から憧れだったレッドウィングシューズ。
学生のお小遣いでは中々手が出せない値段と言う事もあって、当時レッドウィングブーツを履いていた人は田舎の小さい学校では有名になる程の人気ぶりだ。
社会人になり直ぐに#9106アイリッシュセッターを購入。
スニーカーしか履いたことが無かった僕はブーツの存在感、重圧感に圧倒され、
「これがあれば安物の服でも高見えするかもしれない」
ファッションに疎い僕はそれほどこのブーツに期待を抱いていた。
ブーツは自分の足型に馴染むまでは痛みとの戦いになる。
薄々気づいてはいたが案の定、
買って間もなくブーツを履いて東京に遊びに行った日は靴擦れの痛みしか記憶に残らなかった。
正直履くのやめようかと考えたが、「革特有の経年変化を一生楽しむんだ」との思いで購入した時の気持ちを奮い立たせ、会社に行く間だけ、その代わり毎日履くことにした。
購入から半年経つ頃には馴染んできたのが分かり、長時間歩いても痛むことが無くなってきた。
自分の足型になったブーツをみて、「やっと手に入った。あとは育てていくだけだ」と、達成感があった。
ブーツの履きジワに魅力を感じ、革本来の表情を楽しもうとお手入れは3カ月に一回程度と少なめにしている。
カジュアルな服装にマッチするような味わいにしていくつもりだ。
ベックマン #9014
高さ:6インチ 7ホール
ソール:ベックマンソール
レザー: ブラック「フェザーストーン」
製法: グッドイヤーウエルト
ラスト(木型): 8番
幅:Dワイズ
Made in USA
レッドウィングはアイリッシュセッターの”モックトゥ”、”プレーントゥ”のイメージが強く、プレーントゥも気になってきた頃に知ったのがベックマンだった。
初めて見かけたときは名前も見た目も純粋にカッコいいと思い、
アイリッシュセッターでレッドウィングの虜になっていた僕はベックマンへの物欲を抑えることが出来ず、かみさんをなんとか説得して購入した。
ちなみに説得した時の条件は「向こう5年間はスニーカーを買わない」だった。
ベックマンも通勤時に毎日履いていたが、#9014ベックマンのハーフソールはウレタン系ゴムで加水分解する事が報告されており、僕のも加水分解してしまった。
レッドウィングブーツはソール交換で数十年履くことが出来るのも魅力の一つで、
ソール交換と同時に、アイレットを上から2個鍵ホックに交換して着脱しやすい仕様にカスタムした。
きれいめ、カジュアルコーデどちらにも合わせやすく、これ一足でコーデを際立たせてくれる。
両者履き比べた感想
歩きやすさ
長時間歩いても疲れにくいのは、アイリッシュセッター。
ソールがクッションの様に衝撃を吸収してくれる感覚。
どちらにせよ履き慣れてきた靴なら長時間歩いても大差は無いだろう。
コーデのし易さ
幅広いコーデに合わせられるのは#9014ベックマン。
スラックス+ジャケットのきれいめはもちろん、デニム+革ジャンのカジュアルコーデにも相性抜群。僕はこっちの方が好きだ。
初めの一足を選ぶなら
僕が初めの一足に選ぶとしたら、#9014ベックマン。
理由は、コーデの幅が広いのと、名前がカッコいい。
クールな印象のベックマン、男らしワイルドな印象のアイリッシュセッター。
僕は我慢できずに両方購入してしまった。
レッドウィングブーツへの思いが大半で比較になっているか疑問だが、購入を検討している方に少しでも参考になれば嬉しい。
一生ものになるであろうレッドウィングシューズ。10年後のエイジングが楽しみだ。
それではまた。
KIISAN