映画『東京カウボーイ』レビュー:ゆるゆる浸かって心を開放「観る温泉」
大手食品会社勤務のエリートサラリーマン・ヒデキ(井浦新)は、とにかく効率重視の男。M&Aを担当する彼は、創業者や従業員の気持ちにお構いなしに、強引にコストカットを進めていく。
大胆さが社長に気に入られ、勢いに乗ってアメリカ・モンタナ州の牧場を収益化するため現地に赴くヒデキ。和牛の飼育で利益を生み出すと、机上の空論をぶち上げるが文化の違いに道を阻まれ……
と聞くと、ヒデキってイヤなやつ、賢さが鼻につくタイプなんだろうな~と想像するのだけど、実際全然そんなことない。なんならむし