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【ヨガ日記】食べて、寝て、ヨガして③~母になった私へ~

姜 尚中さんの『オモニ』を読んでいたら、涙が止まらくなった

 ここ1か月、毎朝7:30ごろから近所のカフェで読書をすることが習慣となっている。読書はもともと好きだし、ヨガの教えにも「読書をしなさい。」みたいなことがあった気がするので。。。(間違っていたらすみません。)

 最近のヒット作は題にも付けている『オモニ』だ。
文庫になった当初、書店に多く並んでいたので気にはなっていたのだが、なぜか手がのびなかった。

 それがつい先日、古本屋の店頭に出されているのを発見し即決で購入していた。本にも運命の出会いがあるようだ。

 内容は、著者である姜 尚中さんのお母様(オモニ)の半生が綴られているものであった。
 途中、何度も涙が堪えられくなり、カフェにいるお客さんたちにバレないよう、すでに飲み干したコーヒーカップを持ち、コーヒーをすするフリをした。とはいえ、カフェにいる方々は皆さん自分のスマホやパソコンに夢中なので、私がそんな演技をしなくても気にはしないのですが。。。

 そもそも、昔から涙もろいことは自覚している。

 そして、この本に出会い自分の「コンプレックス」も自覚することができた。
母 ―オモニ― – 集英社新書 (shueisha.co.jp)



 

私はマザコンです

  そう。私はマザコンなのです。そのことが自覚できるようになったのは自分が子育てを始めてからだった。
 自分が自分の母にはしてもらえなかったこと、してほしかったこと、かけてほしかった言葉を自分の子どもたちにはしていこうと無意識に決めていたことに気づいた。と、いうことは自分自身が母にたくさんのことを求めていたのだと気づいた。それと同時に、ほとんどの要求は母に届くことはなかったのだなとも気づいた。

 私は、三人兄弟の真ん中長女だ。
 
 一番上は家族の期待を一身に背負った兄。三番目はすべての可愛さを持ちそろえた妹。自然と真ん中長女は淘汰されていった。家族や親戚で集まるとき、私はスケルトンのような存在だったし、客観的にみても影の薄い存在だった。彼らに「あれ!!いたんだ!?」なんてことはよく言われたので、小学校にあがる前にはすでに、スケルトンが私の役目だと自負するようになっていた。

 スケルトンの役割は、反抗期を迎えるまで学校やその他の場でも適応されていた。
 そのため、反抗期を迎えやたらと自分を解放する方法をみつけると楽しくてしかたがなかった。悪行をするわけではない。人に迷惑をかけない程度に自分が楽しいと思うことをしていると、友達も楽しんでくれていることに気づき、スケルトンでいることだけが正解ではないと悟った。

 その後の私は、(ある程度)自由奔放になれた。

 それでも、母の目には映っていたかったし、褒めてもらいたかったし、手を繋いであるいてほしかった。

 という願望もかなわなかったので、いつからか母に期待することをしなくなった。
真ん中っ子あるある12選!先輩ママが語る中間子の性格とは - マーミー (moomii.jp)



HSPではないけれど、、、

 色々な情報を目にしていると、「もしかして私はHSPでは???」と、思ったこともあるが、どうもしっくりこなかった。

 恐らく、幼いころから周囲の機嫌を観察し、うまく立ち振る舞うことが習慣になっていただけだと思う。スケルトンになることもその一部だ。
 HSPの特徴よりも、「真ん中長女」の特徴によくあてはまる。

 ただ、幼いころから染みついている「周囲の機嫌を窺う」クセはなくなるとはないので、ヨガと出会えたとき自分にのみ集中できることがとてもうれしかった。

 ヨガをしたあと、ほとんどの人は「気持ちよかったぁ~。」という。私も思う。それと同時に空っぽになれた。

 「何も考えてないですよぉ~」とよく言うけれど、人は無意識に色々なことを考え、抱えているのだと思う。
HSPの特徴あるある20選!オススメのセルフチェックも紹介 | 自己肯定感ラボ (ac-jikokoutei.com)




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