芸術に触れる文化の日|中之島と御堂筋ランウェイ
毎週のように大阪に行っている気がする。
そんな今週の目的はこちらです。
イベントは昼からなので、午前中に先日行けなかった中之島美術館の『塩田千春 つながる私』を見に行きました。
エレベーターで5階へ上がるとすでに圧巻。
入り口まで作品の中を進む演出が面白いです。
若い方をたくさん目にしたのが印象的でした。
ひと昔前までは美術館で写真なんてもってのほかだったけど、今は撮影NGの展覧会の方が少なくなりましたね。
こうして美術館がお出かけの選択肢の一つになってきているんだなと、ここ数年の変化を思うなどしました。
写真で見る以上に、作品の奥行きが深くて引き込まれそうになります。これはぜひ実際目にして体感してほしい。
作品の美しさのなかに宿る、塩田さんの生に対する不安や光を感じて、うまく言葉にできないけれど、なんだか久々に心にズドンとくる展示を見ました。来て良かったです。
中之島周辺は休日ランチできるところが少ないので、淀屋橋まで移動します。
ご飯を食べてodonaの2階の本屋さんで物色していると、外から歌声が。窓から外を覗いてみるとコブクロのお二人がすぐ下のステージでリハをされていました。
ステージ前は1時間前ですごい人だかりだったので、比較的人の少なさそうな心斎橋方面へ向かいます。
大体ランウェイの真ん中あたりに腰を落ち着けたんですけど、ここから1時間ほどの待機の時間が寒くて寒くて。ビル風が吹き抜ける。
待機中も座っておくよう指示されたので、パンフを敷いて道路に座るもお尻が痛い。周りの皆さんはランウェイ経験者なのか、クッションやらシートやらさまざまな対策グッズを持参されてました。
リハを見たりして待つこと1時間。
14時になりイベントスタートです。
高校生のダンス部の子たちとアヴァンギャルディのダンスステージ。元気いっぱい踊る高校生と自転車を飛ばすアヴァンギャルディの皆さん。
ちょうど交差点近くに座っていたので、ギリギリコラボダンスも見えました。
日本のさまざまな地方のお祭りが披露されるのですが、個人的にこのコーナーがいちばん楽しかったです。
目の前で見る盆踊りや龍の舞は大迫力。とくにうわじま牛鬼まつりはど迫力でした。長い首を打ち振りながら3体の牛鬼が目の前を通り過ぎていく姿は荘厳でもあり恐ろしくもあり。とてもかっこよかったです。
中には懐かしいお祭りも。昔盛岡に住んでいたことがあり、さんさ踊りの太鼓を叩いていました。ドンドンドドスコドンカトカッ、という太鼓のリズムは今も体に染み付いています。メインステージが遠く、さんさ踊りを見れなかったのが残念でした。
日本各地の伝統的なお祭りに触れられる機会なんて滅多にないので、新鮮で楽しかったです。
お祭りムードそのままに、ランウェイに現れたのはみんなの上様。歌うのはもちろんマツケンサンバ。
フロートに乗ってランウェイを歌いながら進む上様。その間学生さんが歌に合わせて踊っていたのですが、ちょうど目の前で踊っていた子のパフォーマンスが素晴らしくて。キラキラ笑顔が眩しい!上様が歌う15分の間、踊り続けた学生の皆さんには目一杯の拍手を送りました。
マツケンサンバの後は1.1キロに及ぶ御堂筋のファッションショー。ヨーロッパでやるような街中でのショーを見ることができてテンション上がります。
今をときめくJO1の皆さんが数メートル先を横切っていくんですけど、こんなにかっこいいんか!と驚くほど男前で。「やっぱ芸能人は違うなぁ!」と旦那と大はしゃぎしました。
そしておまちかねのディズニーパレード!
周りもほとんどがパレードを目当てに来られていたようで、一際盛り上がっていました。
私とくにめっちゃディズニー好き!ってわけではないんですけど、目の前をミッキーミニーが通ると「キャー!ミッキー!」と手をブンブン振りながら叫んでました。
全ての人が童心に帰る、世界のスーパースターはすげぇや。
ここで寒さとトイレが限界で淀屋橋方面に戻りながらコブクロのステージを見ていました。あとから思い返すと、少し我慢してでも最後まで沿道で座って見ていたらよかったです。後悔。
そして約3時間冷たく硬い地面に座っていたせいで肩背中お尻がバキバキな翌日。しかも寒かったからか若干風邪をひいたっぽい。
来年もし行くなら、今度はしっかり対策をして臨みたいと思います。