令和5年11月の読書の記録
お金の使い方を考え直さないといけないと思い、なんせ雑誌を毎月たくさん買うので、これをやめようかということで、もう文芸雑誌は買い控えようと決めかけた矢先、文藝秋号の町屋良平さんの小説が実に読ませる面白い内容やったものですから、あかん、やっぱり僕には文芸雑誌が必要だ!と思い直し、先日、文學界の12月号を購入いたしました。読むのが楽しみです。
9月10月あたりは読書する時間が少なかった分、11月は読書の秋を満喫しました。
池波正太郎は『剣客商売』がまだ途中なんですが、『鬼平犯科帳』を読んでしまいました。鬼平のほうが少し時代が後なんですよね。なんか、悪い奴らがめちゃくちゃ出てきて、救いのない話が『剣客商売』より多いような気がする。そんな終わり方すると思わんかったわ!っていう話が多いです。
ヤマザキOKコンピュータ『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』も面白かった。高円寺の「蟹ブックス」で買う本は間違いない!並んでる本を確認せずに一冊取って買っても面白いと思う。蟹ブックスにはそのくらいの信頼感があります。隅から隅まで吟味するのが好きやからそんなことはしませんけど。これからの生活の仕方を変えていかなあかんな、と思うきっかけになった一冊です。自分がアップデートされた気がした。
『校閲記者も迷う日本語表現』は、同じようなことでちゃんと悩んでる人がいるのだなーっていう嬉しさの込み上げてくる一冊。新聞は読む媒体、ラジオは聴く媒体だから、考えるポイントは違うんですけど、「言語」というものに真摯に向き合っていく様子には憧れがあり、こうあるべきよな〜という、指針にもなる。正しく扱えるかどうかは別にして、表現者は言語に対してこのくらい真面目に向き合わないとダメだと思う。
雑誌も漫画もたくさん読みました。読書ってほんとに素敵ですよね!今月もいろんなインプットがしたい。
蠱惑暇
こわくいとま
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