【ニュース紹介】「データは社内コミュニケーションの大切な道具」グッデイ・柳瀬社長に聞く【企業のTableau活用】
本日も気になったDX・データ活用(Tableau)関連のニュース記事をご紹介いたします。2022/1/26更新
ニュース記事は好評で、PVもスキの数も多いので積極的に発信しています。今回はYahooニュースの「データは社内コミュニケーションの大切な道具」グッデイ・柳瀬社長に聞く」です。(2022/1/20の記事)
DXが流行り言葉になっている今、BIツールによるデータ活用はどこでも進められており、経営面で大きな効果が出ているんだなという印象です。
ホームセンターチェーンを展開するグッデイ(GooDay)のデータ分析/可視化の成果
まとめると以下です。
①目的
ファクト(データ)に基づいて誰が見ても正しい意思決定をする
②当時の状況
・データは大量にあるが活用されていない
・情シス部門とやり取りによる分析の長期化
・定型レポートは数字だけが羅列されているだけ
・100枚以上の紙レポート
③Tableau+DWHの導入による成果
・『データの可視化』によるコミュニケーション
・会議の場でのスピーディな集計、分析
・BigQuery+Tableau
・世の中のデータも取り込んで一緒に分析
・目標を達成できたか、何をするべきかのアクションに繋がった。
BIツール×DWHの導入事例としてはかなり成功した事例だと感じました。企業として、元々データを扱うことはしていたけれども上手くいかなかった状況から少しずつメンバーを集め展開させていったことがポイントのように感じます。
また、推進された柳瀬社長が自ら実践して会社を変えていこうと思いを持ち行動されてきたことが一番重要な印象です。
流行に乗って「とりあえず企画してデータ分析・活用の整備を進めろ」と指示を出すだけではおそらく上手くいかなかったor中途半端な活動になったかと思います。
記事について気になった点
1.グッデイの当時の状況(数字の羅列、100枚の紙レポート、等)
正直、私が知っている企業でもこのような状態のところはいくつもありました。せっかくデータ分析のための材料はあっても上手く料理ができていない状態です。これらの企業でも同じ問題意識がありました。BIツール導入(Tableau、Power BI、等)によりこれまでの作業が楽になるだけでなく、意思決定の速さに繋がったことを伺っています。
(維持・メンテの負担はかかりますが。。)
2.これまで自分が『分析』だと考え、多くの時間を割いていたことは、ただのデータの収集や集計
こちらも、私が知る限りでも多くの部門や企業で起きている事態です。データはあるが、各種データを統合して分析することがEXCELでは限界があるんですよね。
もちろん上手く扱える方はいますが、EXCELでの分析は文系のスタッフ部署メンバーでは慣れないのが普通かと思います。まさにそういう方々にBIツールのような可視化・分析のサポートがあると劇的に働き方も変わるのにもったいないと感じています。
グッデイでは様々な課題を乗り越え、「各部署で分析したいデータがあれば、システム部に任せるのではなく部署内で作ってみる。」という分科会のような活動に繋がっているのが羨ましかったです。
☆Tableauに触れる方がほぼ読んだことがあるであろう書籍はこちら
<元記事>
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以上です。