終身雇用の限界発言に、否定的な感情を抱いている人に読んでいただきたい記事
財界トップから相次いでいる終身雇用限界の発言。これに関しては賛否両論の議論が巻き起こっていますね。
否定的な感情をお持ちの方もたくさんいらっしゃることかと思いますが、そんな方にぜひ一度お読みいただきたい記事を紹介します。
社員の幸せを第一に考える経営を貫いてらっしゃる伊那食品工業の塚越さん(元会長。今は最高顧問)。
そして、塚越さんを慕い、その経営姿勢を学んでらっしゃる豊田社長。
この記事では、豊田社長のコメントが以下のように紹介をされています。
「トヨタに関わった人が『いい人生だった』と思えるような会社にしたい。例えば自分が成長できたとか、生涯変わらぬ友を得られたとか、そういうものを社員に与えられる会社にしたいのです」
これを読むだけでも、少なくとも豊田社長の終身雇用限界発言は、その合理的な観点や短期的な視点での発言ではないと感じ取っていただけるのではないかと思います。
社員の幸せを実現するために、終身雇用に変わる経営スタイルを模索している最中の発言であると願いたいですし、私は信じたいと思います。
※合わせて、慶應大学 大学院教授の前野隆司さんの書かれた以下記事もご覧いただければと思います。