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地域密着型のお店や教室、ジム、訪問型サービスなどを営む方に提案する広報戦略

地域密着型のビジネスを営む方は、地域の方から「敬遠・警戒されないこと」が第一です。その上で「興味を持たれる」、さらには「選ばれる」という順番が大切。「敬遠・警戒されない」という段階をすっとばして「興味を持たれる」「選ばれる」を目指そうとすると、おかしくなります。

「敬遠・警戒されない」ためには、地域の方が必要としていない商品やサービスの押し売りをしないこと。できるだけ、必要としている人に、必要としているタイミングで届ける工夫をすることです。

そのため、私は次のような広報戦略を提案します。

短期的には

プレスリリース配信や地域の方へのニュースレター配信、地域のイベントへの出展、セミナーなどで知名度を上昇させる方法を検討します。この時点では「知名度を上昇させるだけでいい」という心構えが大事です。

商品やサービスを本当に緊急で必要としている人は、店舗の存在を知ってもらえれば自動的にやってきます。まずは本当に大変な状況で、お店に駆け込んできた人に精いっぱい寄り添うことから始めましょう。

また「そこまで急いではいないが、興味がある」という人もいます。その人たちに強引に迫るのではなく、まずは敬遠・警戒されないやり方で、信頼関係を築くことが大事です。

中期的には

このフェーズでは「お客様との信頼関係を強化する」ことが重要です。

SNSやブログの運用を充実させ、ウェブ上にコンテンツを蓄積します。またニュースレター配信、SNSを使ったキャンペーン等でお客様との信頼関係を築きます。

商売をはじめてすぐに駆け込んでくれたお客様との信頼関係が、新たなご縁を呼び込んでくれる可能性もあります。

長期的には

お客様との信頼関係を築きながら、自社の強みを洗い出し、弱みを強化しながら、情報発信の方法の選択と集中を行います。
これまでのマーケティング・広報活動を振り返り、どのようなお客様との相性が良いかを検討して、今後の広報戦略に活かします。

情報発信をしながらお客様のニーズをつかむ方法

私はnoteやSNSで情報を発信して、読者の方の反応をみながら、新規のサービスや既存のサービスの見せ方について検討することがあります。

たとえば、昨日私がアップロードした看護師、理学療法士、施工管理者、技術者などでフリーランスを目指す方のためのコンテンツを多くの方にお読みいただけたので、自分の公式サイトにもページを作りました

このようなテストを行いながら、自分自身の強みを振り返り、人に受け入れられやすい方法で表現していくと、地域のお客様とも良好な関係を築けます。

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河野陽炎|田舎の一人プロダクション
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