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長男の1つ下の後輩たちが甲子園を決めてくれました!

長男は昨年、甲子園へ出場することなく高校野球を引退しました。

甲子園を夢みて、野球留学という形で他県の強豪校へ入学。

あくまでもレギュラーとして甲子園に出場したいということだったので、レギュラーのための作戦も立てて臨みました。

長男は1年生秋からレギュラー番号をいただき、レギュラーとして甲子園に出場する権利を得ることができました。

当時、先輩と同級生に プロ注目のピッチャーが一人づつ。

誰から見ても戦力は充実していました。

長男も恵まれた環境下で野球に没頭。

当時の練習量には頭が下がります(寮内練習場にて)

高校通算20本のホームランも打ちました。
全ては甲子園のために!

2年生レギュラーの頃の長男

しかし、4回あったチャンスを持ってしても、甲子園出場は叶いませんでした。

ところが、今年の夏、一つ下の後輩たちがついにやってくれました!

甲子園出場です!

現エース(こちらのピッチャーもプロ注目)が完封劇を演じ、打線も好調。

強豪校を次々と破り、見事優勝してくれました!

今年のエースは安定感が凄い

私が思い出したのは、
去年、長男の代のキャプテンが引退時に後輩たちに伝えたことです。

今日、負けて気付いたことがあります。
どれだけ努力しても、どれだけ才能があっても、
それだけでは甲子園へは行けないと解りました。
足りなかったもの。
それは

です。

自軍のその日の調子
相手の調子
体調
くじ運
天気
グランド状況
審判さんとの相性


上げたらきりがありませんが、僕たちではどうすることもできません。
しかし、そのを持ってくるには何ができたでしょうか。

・寮での生活態度
・チーム内でのおもいやり
・学校での授業態度
・地域貢献

僕たちは野球以外の所でもっと見直すことがあったように感じます。

野球の神様はいます。

後輩たちは、このことを念頭に来年甲子園を目指してください。

ラストミーティングでの主将の言葉

長男の代の選手たちは本当によく練習をしていました。
夜23:00過ぎまでバット振ってました。

でも甲子園出場は叶いませんでした。
そいういう思いからの言葉だったのでしょう。

当時この言葉にめちゃくちゃ感心したことを覚えています。

長男の話しでは、今年のチームは寮での仕事に対し、
上級生下級生の区別を廃止したそうです。

当たり前のことは当たり前に自分で行う

まずは基本的な生活態度から改めたそうです。

また、
今年のレギュラーメンバーは2年生主体のチーム。
そこで、
メンバー外の選手をキャプテンに据え、チームのサポートに回る選手の大切さを重視。
チームの結束が強くなりました。

選手の口から出る言葉は

「ベンチ外の3年生のために」
「サポートメンバーのために」
「これまでの先輩方のために」
「お世話になったすべての方のために」

このような言葉が新聞やネットニュースで見るようになりました。

そして見事優勝。

あいつらが甲子園だなんて。。夢のよう。。

長男もその瞬間は涙していました。

来年から高校へ進学する次男も
去年まで可愛がってくれた選手たちの姿に触発。

次男は早朝から応援のため待機。この後球場は満員に。。

次男:「俺もエースとして甲子園へ絶対に行く!」

長男がお世話になった後輩たちのおかげで
忘れられない1日となりました。
また、家族としても感謝しきりの1日でした。

さあ、甲子園!

野球の神様を味方にした後輩たちの結果は如何に?

長男の分も思う存分楽しんできてもらいたいです。

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