数値化できないことを学ぶことへのモヤモヤ期
結果が出ずモヤモヤ期に入っていた私が、ある方との会話で解決できたのでシェアします。
友人達が、コミニケーションについて学んでおり、以前より、子供との関係がより良くなったり、一年半で営業の成績がグンと上がったり、心の平穏をより手に入れています。
ただ、コミニケーションを学んだから、営業成績が良くなったのか?直接結果に繋がったのかはわかりません。訪問数が増えたり、営業エリアが変わったり、ペンディング案件が一年越しに受注になったり、レートが変わり円換算したら利益がプラスになったなど要因は、自分でも気づかないレベルも含めたくさんあると思います。
風が吹けば桶屋が儲かる話のように、Aをしたから計画通り一年後に結果AAになるような単純な話ではないです。経済も学者がいい案を唱えたところで、簡単には景気は回復しません。論文では書ききれない、期待・不安などの複雑な感情により投資活動が変化します。
努力・コミニケーション能力・自分の幸福感は数値化できない。
数値化出来ないことをコツコツすることに不安が募りそうだな・・
と思いました。
なぜそう思うのか?
浮かんだのは日本の教育。テストで高得点を取ることが正しいと頭の中にあります。そして大人になっても、数値化される文化。不動産価格・中国で昔からAIを使い信用をスコア化などなど。
「数値化出来ない努力を継続出来ますか?」
洋服ショップのオーナーさんとの会話の中に気づきがありました。
私の目標は、”よりいいお店にすること”
だから、お店が閉まった後、洋服の素材・色・ブランドなどについて学んでいる。
それで、たまにお客様との会話がより豊かになる。
たまに sometimes
・・・たまになんです。
「夜に勉強したことを、次の日すぐにお客さんに話したくならない?」
いいえ、昨日学んだことは、いつか役に立つんだ。以前、レザーブランドについて学んだことが、昨日訪れたお客さんに話したら、会話を聞いて、購入してもらえた。だから良いんだよ。
自分の学びや経験は、たまに役に立つし、いつか役に立つ。
普段コツコツしている学び・コミニケーションも数値化はできないし、テストもない。でもたまにいつかハッピーを感じられる。
テストはないけど、未来に役に立つことを、今学んでいますか?
すぐに誰かのお役に立てる訳ではない。タイミングはいつかだし、たまに。その上、いつなのかもわからない。センスでそのタイミングが当たることはある。それもたまに。
でも、やること。それは、心の中の願望のより良くなる為。
そして、迷ったら、何度も何度も、自分のコンパスに戻ろう。そして、コツコツしている仲間と話そう。