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December,2020. BEGINNING

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僕は君に古いと言われる

僕は君に古いと言われる

Netflixに入って早4年が経つ。

 当時高校二年生だった僕は、又吉直樹さん原作の「火花」のドラマが観たくて入会した。当時はクレジットカードなんか持っていなかったから、スマホのキャリア決済で。それは両親が払ってくれていたものだったので、自分のバイト代から毎月1000円母親に支払っていた。その日からほとんど毎日Netflixで映画を観ていた。
 受験生になると、その頻度は著しく減り、入会の時に渋

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変人と凡人

変人と凡人

 僕は自分のことを「変な人間」だとも「凡人」だとも思っていない。
 ばっさり言わせてもらおう。日常の中で自分や他人を形容するのに「変」とか「凡」とかつけるのが嫌いだ。

 自分のことを「凡人」という人は一見謙遜しているように見えるが、寝転んで立っている人間を転ばせているだけである。よくいわれる、
「あー私は凡人なんでそんな考え思いつきもしませんでした」
 「凡人」という言葉にかまけて「発想する」努

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ラジオ

ラジオ

 ラジオは僕の生活に欠かせないものだ。
 僕は小学生の時に学校の少年野球チームに入っていた。僕は運動が苦手で、というより野球が苦手だった。だけれど、小学校一年生の時に父親に「やる」と言ってしまったからに、父は野球チームを途中で辞めるということを許してはくれなかった。故に、6年間、学校のない毎週末は憂鬱で、雨が降ればいいと思っていた。だから雨が好きなのかもしれない。

 僕の父は不規則な仕事をしてい

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マスクとイヤホンと街灯の下で

マスクとイヤホンと街灯の下で

 こういうご時世なので、どこへ出向くにもマスクが欠かせない。
 僕は春頃に発症する花粉症なので、僕がマスクをつけるのは2月終わり頃から4月の終わるぐらいまでの期間で、それ以外の期間は特にしない。というか、僕はマスクが嫌いだ。自分の空気のせいでとても眠くなる。この期間に自動車学校へ通い始めたのだが、講義が朝早の場合、このマスクが本当にしんどい。運転中もなんなら眠くなったことすらある。基本的に顔の上に

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