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ZOOM授業で困っている方へ②    【声について】

こんばんは!
不登校・引きこもり支援をしていますちゅうぺんです。
今夜はZOOMサポートver.2です。
ZOOMのみならず「オンライン授業」全般で使える技術をお伝えします。
オンライン授業ではなく、対面授業でのスキルもまた書きたいものです。

さて、本日は【声】がテーマです。
皆さん、声はどこから出していますか?
もちろん、「口」ですよね。
それが間違っています!笑
声はお腹から出ます。事実です。
「腹式呼吸」といいますが、なぜこれが重要か。
それは「統率のため」これに尽きます。

場を「統率」するとは

つまり、「指揮」と「統御」です。これができなければ、教師としての権威は落ちてしまい、よくある「学級崩壊」に繋がるわけです。
本日はこうしたことも交えながら、シンプルに書いていきます。

まず、空間(教室など)があるとします。そこに40人の人がいます。
さて、この空間を統率できるのはどういう人でしょうか。
①見た目のいい人
②背の高い人
③声の大きい人
④オーラのある人

どうでしょうか。
答えは、もうお分かりですね、③です。
小学校をイメージすればわかりやすいと思います。
学級のガキ大将。共通するのは「声が大きいこと」です。

「おい、もう授業やめよーぜー!」
「だるいって!」
「は?意味不明〜!」

のような言葉を大きな声でいっていませんでしたか?
そう、場の統率とは「声の大きさ」が極めて重要なのです。
では、常に大きな声で話すのか。
まさか、そんなはずはありません。
そうすると抑揚のない変な話し方になってしまいますよね。
新卒教師でたまに見かけますね。
どの時点で「統率する声」を出せば良いのか。

それは第一声です。

私はよく「最後尾にフックをかける声」とセミナーでよくお伝えしていました。イメージしてみてください。

ご自身が声を発し、教室最後尾のヤンチャ坊主がクルッとこちらを向くのです。

そうした声が「場を統率する」力を持ちます。
「教科書、6ページ。」
「漢字プリント、開きます。」
「漱石枕流、覚えてますか。」
どれも第一声とするならば、こうなります。

科書、6ページ。」
字プリント、開きます。」
石枕流、覚えてますか。」

これが「統率」の基本です。

「なぜ僕のいうことは聞かないんだろう」
「私は教師に向いていないかも」
「統率ってどうするの?」

悩んでいるなら徹底的にお伝えします!
誰でも空間の統率は可能です!
私はかつて、200名以上の生徒に授業をセミナー形式でさせていただいた経験もあります。当然その規模だと、場を統率する声量は変わります。より「腹式呼吸」が重要になるわけです。
そして、これは「ZOOM」でも同じです。
「man to man」なら声の大きさは必要なし。
ですが、対複数ならば、意識してください。
声の大きな人がその場を制するのです。

最後に、ZOOMで授業をする時は普段以上に

ゆっくり

お話しください。
タイムラグが出ることが多いので、ゆっくりの方が相手側に聞き取りやすくなります。一語一語丁寧に発生するイメージでOKです。
「これって遅すぎるかな」と自分で感じるくらいがちょうどいいと言われます。
皆さん、今は普段のような授業ができないかもしれません。
うまくいかないかもしれません。
そんな時でも、教師は子どもたちの太陽であって欲しいものです。
教師が元気でなかったら教室の子どもたちも元気でなくなります。
教師が元気だったら、子どもたちも元気になります。
私は、日本の教育が一歩でも前進することを願って日々活動しております。
最近はセミナー講師もしていませんが、また再開できればいいなとも感じております。

共に日本の未来(子どもたち)を元気にしてまいりましょう!

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