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油=太るは間違い⁉油で痩せよう【毒を以て毒を制す】

どうも、KOUです。

みなさん、油というと太るイメージであったり、身体に悪いイメージがありますよね。
しかし、油といっても色んな油があるのでそれぞれの違いを理解するのが大切です。

■どうして油=太るイメージなのか

実際、よく気にするであろうcalですが、同じ1gに対して

・炭水化物(糖分):4kcal
・タンパク質   :4kcal
・脂質(油)   :9kcal

となっています。(ビタミンやミネラルは某ネタじゃないですが0kcalです。)

こう見ると確かに同じ量食べたらたくさんcalを摂取することになって太りそうです。
しかし、意識すべきは何の油なのかです。
かといって、何の油だろうとcal量の事実自体は変わりません。
それでもなぜ重要なのかということを説明していきます。

■油に種類がある?

油といっても種類が多岐にわかれます。
まずは、大分して2種類「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」です。

∟飽和脂肪酸

特徴としては、溶ける温度が高く室温では固体です。
また、体内で合成できるというのがポイントです。
バターや、牛脂なんかがイメージが湧きやすいと思います。

不足:血管がもろくなる、脳出血を起こすリスク
過剰:悪玉コレステロールや中性脂肪の増加、肥満、糖尿病、心筋梗塞、心疾患等のリスク

一般的に摂りすぎな油というとこの油になります。
一応、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸の3つにさらに分けることができますが、今回の本質はこっちの油ではないので割愛します。

∟不飽和脂肪酸

飽和脂肪酸の方で常温で固体という話をしましたが、不飽和脂肪酸は室温では液体です。
オリーブオイルやサラダ油なんかがイメージしやすいですね。

こちらも3つにさらに分けることができます。

・オメガ9系:オレイン酸
 オリーブオイル、アボカドオイルなど
・オメガ6系:リノール酸
 ごま油、サラダ油など
・オメガ3系:α-リノレン酸、EPA、DHA
 えごま油、アマニ油、魚の油など

この中で体内で作ることができるのはオメガ9系、作ることができないのは6系、3系です。

それぞれの役割は次のとおりです。

■オメガ9系
悪玉コレステロールを取り除く働きがあるため、動脈硬化や高血圧の予防に効果があります。
また、腸の働きを活発にしてくれて便秘予防にもなります。

■オメガ6系
コレステロールを下げてくれますが、悪玉だけでなく善玉コレステロールも下げてしまうので過剰摂取に注意です。

■オメガ3系
血中の中性脂肪を減らしたり、血栓、不整脈の予防となります。
イメージとしては、血液をサラサラにしてくれます。
(飽和脂肪酸はいわゆるドロドロ血液にする)

参考

■じゃあ、どの油をとるか

ここまで読んだ方からしたら答えは簡単ですね。
オメガ3系です。

というか、意識するのはこれだけで大丈夫です。

みなさん、毎日魚を食べますか?
肉食が中心になってきてその日食べないどころか、たまにしか食べないという人も多いと思います。

そこで、今の食生活を変えずにオメガ3脂肪酸だけを意識的に追加してみましょう。

「毒を以て毒を制す」じゃないですが、油でついた中性脂肪を取り除くのに一番いいのは油なんです。
ちなみにえごま油とあまに油はそんなに違いがないので、どっちでも問題ないです。

ちなみにナッツの中でも特にくるみはオメガ3系の脂肪酸が多いです。

◆まとめ

いかがでしたか。
僕は納豆やご飯にえごま油やアマニ油をかけていますが、油の味は気にならないので本当にこれまでの食事にプラスするだけでおっけーです。

では。


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