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ジュビロ磐田 補強診断〜チーム別補強診断#10〜
こんにちは。
Jリーグも開幕してから数ヶ月が経ち、すでに前半戦が終わり、チーム状況を見直しての目標の再設定が行われています。
そこで、「チーム別補強診断」シリーズでは、2022シーズン開幕に向けた各チームの補強に関して、現時点までの成績などを踏まえ評価を行っていきたいと思います。
その上で、各選手の補強診断を『S』から『D』の5段階で評価をし、最後はチーム全体の総括も行おうと考えています。
これまでのシリーズ同様、上位カテゴリーから、北から行います。
第10回となる今回は、ジュビロ磐田編です。
なお、すべての情報は6月4日時点となるので、ご了承ください。
また、試合出場などのスタッツは、transfermarktを引用します。
補強動向
改めて、今オフのジュビロ磐田の補強動向を振り返っていきましょう。
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なお、この表は以前の記事『2022Jリーグチーム別考察#10 ~ジュビロ磐田編~』に記載されている表になります。
この表に記載されていない移籍情報は以下の通りです。
【OUT】
伊藤洋輝 →VfBシュツットガルト(完全移籍移行)
試合結果
選手個人個人の試合での出場データなどをみる前に、まずはチームとしてのここまでの成績を見ていきましょう。
J1リーグ
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ルヴァンカップ
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天皇杯
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個人スタッツ
それでは、ここからはオフの移籍市場で加入した選手をポジション順に(GKから)見てきましょう。
①梶川裕嗣(←横浜Fマリノス)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
昨季まで、J1の横浜Fマリノスでプレーしており、身長は185cmとGKとしては小柄な選手ですが、高いキック精度やポジショニングが良いことでその弱点をカバーすることができる選手です。
「守備」に特徴があるというよりかは、「攻撃」に特徴のある、攻撃的なGKと言え、マリノス時代には外国籍選手の関係もありますが、ACLでゴールマウスを守った経験もある選手で、実力は折り紙付きです。
今オフの磐田を考えると、杉本選手がベガルタ仙台へと移籍しており、単純にその後釜と考えるのが良いでしょう。昨季の杉本選手は試合出場がなかったことを踏まえると、梶川選手に対しても「主力」などというわけではなく、控えGKの立場として獲得したと言えるでしょう。
考察
今季は開幕からリーグ戦では第8節まで継続してベンチ入りをし、開幕当初は2番手GKの役回りを全うしていました。ルヴァンカップでも2試合に一度のペースで出場していましたが、コシェルフ選手に2番手GKの座を奪われてしまい、現状は3番手GKと言えるでしょう。
リーグ戦では第8節を最後にベンチ入りすらなく、先日の天皇杯ではベンチ入りはしましたが、出場機会はありませんでした。
評価
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評価は『B』としました。
元々、主力としての獲得ではなかったということなどを踏まえ、現状、ジュビロのGK陣の層を厚くしているという面を考えると、期待はずれとは言えないでしょう。今後は、天皇杯を中心に出場機会を掴み、リーグ戦での出番につなげていきたいところです。
②袴田裕太郎(←横浜FC)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
昨季は、横浜FCでリーグ戦29試合にメンバー入りし18試合で先発するなど、J1でもしっかりとプレー時間を得ました。そして、左サイドバックを本職としている選手ですが、システムの関係上、センターバックでの起用が多く、今回の獲得もそれをイメージしての獲得と言えるでしょう。
今オフの磐田は、鈴木選手、中川選手が期限付き移籍で退団。大武選手が福島ユナイテッドへ移籍とセンターバックは多くの選手の移籍が起き、頭数を揃えるという面もあると思いますが、J1での経験もあるということからも「準主力」としての獲得ではないでしょうか。
考察
リーグ戦では先発出場の機会がなく、メンバー入り4回、途中出場2回となかなかメンバー争いにも絡めてきていません。ルヴァンカップでは多くの出場機会を得ていることからも、完全にサブ組になってしまっており、シーズン当初期待されていた程度の活躍をできているかと言えば疑問符が残ります。
評価
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評価は『C』としました。
「準主力」としての獲得ということを考えると、現状は多少期待はずれと言わざるを得ません。今後は、天皇杯などで出場機会を掴みつつ、ゆくゆくは継続的にリーグ戦でメンバー入りすることが目標になるでしょう。
③リカルド・グラッサ(←ヴァスコ・ダ・ガマ)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
昨年行われた東京オリンピックに挑んだU23ブラジル代表にも選出された選手で、出場機会はありませんでしたが、バックアッパーとして貢献しました。武ブラジル一部リーグのセリエAで52試合に出場した経験もあり、ブラジル一部のヴァスコ・ダ・ガマより一部報道によると移籍金1.7億円で加入しました。
年代別ブラジル代表ということもあり、実績・実力ともにもうしぶんないため、大井選手など高齢化している守備陣に割って入るレギュラー候補としての獲得と言えるでしょう。
身長は183cmとセンターバックとしては小柄ですが、非常に体幹の強い選手です。
考察
コロナ禍の影響により、合流が遅れてしまいましたが、第6節の柏レイソル戦で途中出場からJリーグデビューを果たすと、そこから第12節のC大阪戦を除く全ての試合で先発出場をし、日本サッカーにいち早く適応したことに加え、磐田の守備陣の主力になりました。
25歳とまだまだ伸び代のある年ですし、ディフェンスリーダーとなるポテンシャルもある選手です。
評価
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評価は『B』としました。
「主力候補」の選手が主力級の働きをしているということで、期待値通りと言えるでしょう。海外出身の選手で日本のレフェリングに適応できずに、カードを多くもらうことが多いですが、ここまで839分でプレーしイエローカード2枚と極めて平均的な警告の数と言えます。
④伊藤槙人(←横浜Fマリノス)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
伊藤選手は、J2の水戸ホーリーホックでディフェンスリーダーとなり、J2屈指のセンターバックとなりました。その後、J1の横浜Fマリノスへ移籍しますが、畠中選手やチアゴ・マルチンス選手とのポジション争いに勝つことはできず、あまり試合に出場できませんでした。
そんな中、昨年夏にジュビロ磐田に期限付き移籍で加入を果たすと、その後のほとんどすべての試合に出場し、チームのJ1復帰に大きく貢献しました。マリノスでは絶対的な戦力ではなく、一方で、ジュビロでは絶対的主力ということがあったため、完全移籍での獲得オファーを出し獲得したと言えるでしょう。
考察
昨年の後半戦の主力ですので、カテゴリーが上がったJ1とは言え、「主力級」の活躍が求められているでしょう。
リーグ戦では、第6節の柏レイソル戦でベンチからとチュ出場した以外の全ての試合で先発フル出場を果たしており、累積警告による出場停止にリーチはかかっていますが、それでもJ1残留を目指すジュビロの絶対的な主力となっています。
加えて、控え組でのぞむことの多い、ルヴァンカップでも4試合にメンバー入りと、チームの中で欠かせない戦力になっていることは明らかで、チームがJ1残留を果たすためにも、伊藤選手の獲得は必要条件であったことが伺えます。
評価
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評価は『A』としました。
「主力級」の選手が主力となっているだけですので、大きく期待値以上とかいうことはありません。そのため、『S』評価はつけにくいですが、加入後半年とちょっとでチームにとって完全に欠かせない戦力に成長したということを踏まえ、『B』評価ではなく『A』評価にしました。
⑤ドゥドゥ(←ヴィラ・ノヴァ)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
ドゥドゥ選手は、ブラジル二部リーグで屈指のMFで、セントラルMFを本職とする選手です。ロングフィードでミドルシュートなど、形のない状況からも得点機会を生むことができる選手です。
170cmとかなり小柄な選手ですが、遠藤保仁選手のように中盤からパスを供給することもでき、いきなり主力にはなれないかもしれませんが、「準主力候補」としての獲得と言えるでしょう。
考察
これまでに、リーグ戦では全くといっていいほど試合に絡めておらず、先日の第16節でようやくJリーグデビューを果たしました。ルヴァンカップと天皇杯でもそれぞれ1試合に出場していますが、なかなかチームの戦術に適応できていない印象を受けます。
評価
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評価は『C』としました。
コロナ禍の影響で合流が遅れたということはあるにせよ、試合に絡んできてほしいフェーズにあることに間違いはなく、少し現状は期待はずれといえるかもしれません。
⑥黒川淳史(←大宮アルディージャ)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
昨季まで、J2の大宮アルディージャで背番号10を背負っていた選手で、一時はポーランドに移籍の噂がありましたが、メディカルチェックの問題で破断になっています。
今季より、J1のジュビロ磐田に加入しましたが、170cmと小柄でありますが、サイドハーフや最前線で独特のステップでボール保持をし、ドリブルからチャンスを生むことができる選手です。
J2の大宮ではJ2屈指の選手であり、今季の磐田においても藤川選手などの後釜としてのイメージだとは思いますが、持っている力は黒川選手の方が高いことは疑いの余地がなく、十分に「準主力」としてのイメージではないでしょうか。
考察
今季は開幕スタメンを果たすと、リーグ戦では第8節までは継続的にメンバー入りし、チームの中で戦力として定着しました。
第8節を最後に、リーグ戦でのメンバー入りは全くありませんが、ルヴァンカップでは6試合全てで先発出場を果たしており、序列が少し下がり、完全に「サブ組」になってしまっているような気がします。
評価
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評価は『C』としました。
J2から昇格した中で、攻撃陣に違いを生むことが期待されていての獲得ではありましたが、なかなかリーグ戦ではメンバー入りが果たせておらず、期待された「準主力」としての活躍はできていないと言えるでしょう。
⑦遠藤保仁(←ガンバ大阪)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
日本代表でも152試合に出場したことのある、日本サッカー界のレジェンドであり、ガンバ大阪のレジェンドでもある遠藤保仁選手は、出場機会を求め期限付き移籍をしていたジュビロ磐田に完全移籍することを決断しました。
ジュビロ磐田のJ1昇格に当たっては、中盤に遠藤選手がいることの意義が非常に大きく、持ち前の天才的なパスセンスで、チームの攻撃にリズムを産んでいました。年齢的には大ベテランの域に達していますが、それでも主力としてシーズンを通して活躍しており、今季もJ1残留を果たすための「主力候補」としての完全移籍移行と言えるでしょう。
考察
42歳となり、普通であれば衰えを感じさせてもよい年齢ですが、スピード面でのおとろえはあるものの、リーグ戦では開幕から16節まで16試合連続でスタメン出場を果たしており、ジュビロ磐田の完全な主力となっています。
ルヴァンカップなどでは、試合にあまり出場せず、休んでいますが、その分リーグ戦でのパフォーマンスは非常に高く、チームにとって欠かせない選手であります。
評価
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評価は『A』としました。
年齢的な衰えをあまり感じさせずに、ジュビロの主力として定着していることは想定内かもしれません。しかし、パフォーマンスも目を見張るものがあり、『A』評価にしました。
⑧金子翔太(←清水エスパルス)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
昨季夏に、J1の清水エスパルスからJ1復帰を目指すジュビロ磐田に期限付き移籍すると、先発出場の機会はほとんどありませんでしたが、途中出場を中心に多くの試合に出場し、チームのJ1昇格に大きく貢献しました。
今季より、完全移籍へと移行し、昨季同様にスーパーサブとしての活躍が期待されていると言えるでしょう。
考察
昨年よりもベンチ外の試合が増えてしまっていることは懸念事項ですが、それでもリーグ戦では先発出場2回、途中出場4回と一定の出場時間は得ています。ルヴァンカップでも全試合に出場しています。が、今季は大宮から黒川選手が加入したこともあり、そこでのポジション争いが勃発している様子です。
評価
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評価は『B』としました。
昨季より、出場機会を減らしてはいますが、公式戦全体では10試合以上に出場するなど、チームの中である程度確立した地位を築いている印象です。そのため、「期待通り」であると考え『B』にしました。
⑨上原力也(←ベガルタ仙台)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
ジュビロ磐田の下部組織出身の上原選手は、昨季J1のベガルタ仙台へと期限付き移籍をしており、今季より本所属元であったジュビロ磐田に復帰しました。
上原選手の本職であるボランチやセントラルMFは昨季の主力であった遠藤選手、山本選手が共に残留しており、いきなり主力というよりは、「準主力」としてまたチームの変えの効かない選手になってほしいという意味合いの気がします。
考察
開幕当初は、ベンチ外や途中出場となかなかチームの中で確立した地位を築くことができていませんでしたが、第9節以降は1試合をのぞき先発出場しており、そのうち6試合でキャプテンマークを巻くなど、チームの絶対的な主力となりました。
評価
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評価は『S』にしました。
復帰時のコメントに「ジュビロを背負っていける選手に」という文がありましたが、ここまでの結果を出すと予想している人は少なかったのではないでしょうか。名実ともにジュビロ磐田を背負っていることに疑いの余地はなく、素晴らしい成績を出していると言えます。
⑩古川陽介(←静岡学園高校)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
昨季まで、高校サッカーの名門、静岡学園高校の左サイドに君臨していた超高校級のアタッカーで、個人技を活かした鋭いドリブル突破に定評のある選手です。清水エスパルスに加入した川谷選手と強力なサイドからの攻撃を見せており、高校サッカー界で躍進しました。
今季より、ジュビロ磐田に加入しました。個人技を活かしたドリブル突破という面ですと、多少ドリブルの質は異なりますが、大森選手と似ている面もありそうです。持っている実力は高いですが、いきなり主力などというわけではなく、まずはスーパーサブとして試合に継続的に絡むことが目標になるでしょう。
考察
リーグ戦開幕からのメンバー入りは叶いませんでしたが、ルヴァンカップでは途中出場で全試合に出場すると、これまでにリーグ戦2試合、天皇杯1試合でいずれも途中出場をしており、公式戦9試合に出場しています。
先日の天皇杯では個人技を活かし、プロ初ゴールを上げており、高卒一年目の選手ですが、いきなり結果を出しており、大器の片鱗を見せています。
評価
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評価は『A』としました。
高卒一年目からこれだけ多くの試合に絡んでいるということに加え、先日の天皇杯では得点を決めるなど結果を出し始めているという面を考えると、「期待値以上」と言えると考え、『A』にしました。
⑪藤原健介(←ジュビロ磐田U18)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
ジュビロ磐田のユースから昇格した藤原選手は一年時にはU16日本代表にも選出された経験のある選手です。
ボランチを本職としている選手で、正確な技術を持ち、視野が広く展開力に優れており、前線に効果的なパスが出せる選手。 高いレベルの中でも、堂々とプレーができるメンタリティを併せ持ち、セットプレーキッカーとしても高い能力を持つ選手で、特徴的には遠藤保仁選手に近しいものがあります。
もちろん、いきなりレギュラーなどではなく、時間をかけて主力として育成していくための準備をするのが一年目と言えるでしょう。
考察
さすがに、リーグ戦でのメンバー入りはありませんが、ルヴァンカップ2試合、天皇杯1試合で途中出場を果たしており、まずはサブ組の中でプロの試合に絡んでいくという一つ目のタスクは着実にこなせているような気がします。
高卒一年目ですので、今季は今後も天皇杯などを中心にメンバー入りし、出場していきたいところですね。
評価
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評価は『B』としました。
プロ一年目としてある程度試合に絡めてきているということを考えても、「期待通り」ということができるでしょう。
⑫ジャーメイン良(←横浜FC)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
昨季は、横浜FCでプレーし、半分程度の試合でスタメン出場をしましたが、シーズンを通して2得点となかなか結果を出すことができませんでした。最前線だけでなく、サイドでもプレーができるというのが強みで、小川選手、ルキアン選手など前線の選手が多く退団したジュビロにとってはその穴をうめる選手としての獲得と言えるでしょう。
昨季のレギュラーであったルキアン選手が退団しているので、実績面での不安は残りますが、主力となれば万々歳という意味での獲得と言えそうです。
考察
今季は、開幕より途中出場で2得点をシーズン早々に上げるなど、覚醒の兆しを見せたかに思えましたが、その後は得点を決めることができていません。
ルヴァンカップでも多くの試合で出場しており、選手層が薄いということもあり一定の出場機会を得ているというような状況に思えます。
評価
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評価は『B』としました。
最近は、結果が出ておらず、先発出場の機会も減っていますが、ここまでの成績は良くも悪くも想定通りと言える成績で、『B』評価にしました。
⑬杉本健勇(←浦和レッズ)
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試合スタッツ
・Jリーグ
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・ルヴァンカップ
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・天皇杯
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獲得理由
そもそもの獲得理由を考察していきたいと思います。
ジャーメイン選手のところにも書きましたが、絶対的エースであったルキアン選手と未来のエース候補であった小川選手が退団しており、新たな攻撃の核となりうる選手の獲得が必須でした。
杉本選手は、近年は不調でしたが、空中戦での強さもあり、セレッソ大阪時代には多くの得点を挙げ日本代表にも招集された経験もある選手で、実績面で見ればJ1でも屈指のFWと言えます。チームの新たな得点源となることを期待されての獲得と言えるでしょう。
考察
今季は多くの試合で先発出場を果たしており、リーグ戦ではこれまでに11試合に先発しています。が、期待されている肝心の得点はいまだになく、アシストもなく得点への直接的な関与という面でも非常に淋しい結果に終わっています。
公式戦18試合に出場して無得点というのは、FWとして非常に淋しい結果になっていると言えます。
評価
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評価は『C』としました。
多くの試合で出場している点は非常にポジティブな面ですが、得点がゼロと結果を出していないということは、非常に厳しい言葉を使えばFWととして「失格」と言われてしまっても不思議ではない成績です。
全体評価
それでは、全選手の評価を振り返っていきましょう。
梶川裕嗣 B
袴田裕太郎 C
リカルド・グラッサ B
伊藤槙人 A
ドゥドゥ C
黒川淳史 C
遠藤保仁 A
金子翔太 B
上原力也 S
古川陽介 A
藤原健介 B
ジャーメイン良 B
杉本健勇 C
以上のことを踏まえた総合評価は以下のとおりです。
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全体評価は「B」としました。
主力級として活躍した選手の多くは求められた活躍をしている印象です。一方で、FWに関しては移籍加入した選手のパフォーマンスが芳しくないが故に、得点力不足に陥ってしまっている様子もありますね。
最後に
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