J1 第20節でのゴールを振り返ろう!!~Jリーグ ALL GOALs#59~
こんにちは。
今回は、2022年の明治安田生命J1リーグの第20節で生まれたゴールの動画、そしてそれぞれの凄さをまとめてみました。
第20節を振り返ると言う観点でも良い記事になっていると思いますので、ぜひご覧ください!!!
また、評価として僭越ながら、以下の3項目で5点満点で評価しています。
試合における重大さ:試合結果に対する影響度
インパクト:ゴールの形などでのインパクト
技術面:ゴールに要求される技術面
最後には、順位をまとめますので、ぜひご覧ください。
(もちろん、どんな形であれゴールはゴールです。)
明治安田生命J1リーグ第20節結果
では、あらためてJ1 第20節の結果を見てみましょう
J1第20節は、川崎フロンターレvsサガン鳥栖を除く8試合が行われました。
上位対決となったマリノスvs広島はマリノスが快勝し、鹿島が引き分けたため差を広げました。ここのところ勝利から遠ざかっていたFC東京はPK二発などで札幌に快勝。最下位に沈んでいた神戸は、清水との下位直接対決に勝利し最下位脱出に成功しました。
全ゴールの動画
Jリーグでは、公式Youtube 上に全ゴールの動画をカテゴリー別に挙げています。以下の動画は、J1 第20節の動画です。
試合別
ここからは、試合別にゴールを見ていきたいと思います。
それぞれのゴールにあるYouTubeのページからはゴールシーンを見ることができます。
鹿島アントラーズvsセレッソ大阪
35分 オウンゴール(セレッソ大阪)
アダムタガートがペナルティアーク内でパスを受け、反転してペナルティエリア内への進入を図る。キムミンテの対応に遭い、キムミンテは左足でクォンスンテにバックパスを出す。すると、ボールはそのまま枠の左下に吸い込まれる
ゴール:オウンゴール
アシスト:なし
評価
オウンゴールのため、評価はなし
45+1分 アルトゥール・カイキ(鹿島アントラーズ)
敵陣中央の左でFKを獲得。キッカーのDピトゥカが浮き球のパスを入れると、ペナルティエリア内で味方がつなぎ、和泉がペナルティエリア左から浮き球の丁寧なパスを供給。ファーサイドのAカイキが反応し、ゴールエリア右からヘディングシュートを放つ。枠内に押し込んで同点とする
ゴール:アルトゥール・カイキ(6得点目)
アシスト:和泉竜司(4アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:7/15
52分 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
右サイドから波状攻撃を仕掛け、広瀬が右サイドの敵陣中央からクロスを送る。ファーサイドの鈴木がうまく胸で収め、マテイヨニッチと入れ替わって前を向く。キムジンヒョンと1対1の状況になると、鈴木は左足で強烈なシュートを放つ。ゴール左下に突き刺し、逆転に成功
ゴール:鈴木優磨(7得点目)
アシスト:広瀬陸斗(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:11/15
70分 加藤陸次樹(セレッソ大阪)
奥埜が自陣から絶妙なスルーパスを出すと、加藤がディフェンスラインの裏に抜け出す。そのまま前進し、ペナルティエリア左から左足を一せん。シュートはクロスバーをたたき、枠の右隅に吸い込まれる
ゴール:加藤陸次樹(3得点目)
アシスト:奥埜博亮(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:9/15
77分 ジェアン・パトリッキ(セレッソ大阪)
上門が相手を引き付け、ペナルティエリア手前の左からスルーパスを出す。Jパトリッキがゴール前で受け、すぐさまシュートを放つ。クォンスンテに反応されるが、ボールはゴール上方に突き刺さり、ついに試合をひっくり返す
ゴール:ジェアン・パトリッキ(2得点目)
アシスト:上門知樹(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:9/15
89分 エヴェラウド(鹿島アントラーズ)
味方が自陣からロングパスを供給すると、鈴木が頭でつなぎ、エヴェラウドがペナルティエリア内で受ける。スペースにボールを運び、ペナルティエリア左のタイトな角度からオーバーヘッドシュートを放つ。ボールはキムジンヒョンの頭上を越え、ファーサイドのポストに当たって枠内に吸い込まれる
ゴール:エヴェラウド(2得点目)
アシスト:鈴木優磨(8アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★★☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:14/15
柏レイソルvs名古屋グランパス
4分 マテウス・カストロ(名古屋グランパス)
縦に速い攻撃を仕掛ける。マテウスが敵陣中央の左からペナルティエリア右へパスを送ると、森下が受けて縦に少し持ち運ぶ。そのままペナルティエリア中央へマイナス方向のパスを送ると、反応したマテウスが左足で合わせる。シュートはゴール左に決まり、先制に成功する
ゴール:マテウス・カストロ(5得点目)
アシスト:森下龍矢(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
FC東京vs北海道コンサドーレ札幌
35分 レアンドロ(FC東京)
レアンドロがドリブルで持ち上がると、長友を経由して紺野が受ける。紺野はペナルティエリア右から左足でシュートを放つと、これが菅の手に当たったとしてPKを獲得する
キッカーのレアンドロは落ち着いて右足を振り抜く。ボールはゴール左下に決まって先制に成功する
ゴール:レアンドロ(2得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
45+4分 アダイウトン(FC東京)
キッカーのレアンドロが右足でシュートを放つ。これが壁に入っていた興梠の手に当たったとして再びPKを獲得する
キッカーのアダイウトンは右足でシュートを放つ。GKの大谷の逆を突いたシュートは左ポストに当たるも、枠に収まって追加点を挙げる
ゴール:アダイウトン(5得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:9/15
51分 アダイウトン(FC東京)
札幌のビルドアップの場面。アダイウトンが最終ラインにいた荒野のパスをカットすると、自ら持ち上がる。アダイウトンは大谷が飛び出していることを確認すると、ループシュートを放つ。これが見事に決まって3点目を奪取する
ゴール:アダイウトン(6得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★★
合計点:12/15
川崎フロンターレvsサガン鳥栖
サガン鳥栖のチーム内でコロナウイルスが蔓延してしまったため、中止。
代替開催日は、2022年7月7日現在、未定。
横浜Fマリノスvsサンフレッチェ広島
32分 小池裕太(横浜Fマリノス)
エウベルが敵陣浅い位置から右サイドのスペースへパスを供給。抜け出した水沼はペナルティエリア右から右足でクロスを上げる。ファーサイドへ走り込んだ小池裕が頭で合わせると、シュートはGKに触れられながらも、ゴール右へ吸い込まれる
ゴール:小池裕太(1得点目)
アシスト:水沼宏太(6アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:9/15
58分 西村拓真(横浜Fマリノス)
宮市が敵陣中央の左から対角へスルーパスを供給。ペナルティエリア右へ走り込んだ水沼がワンタッチで折り返すと、反応した小池龍は直接右足でシュート性のボールを入れる。これをゴール前で待ち構える西村が左足で合わせ、ゴールネットを揺らす
ゴール:西村拓真(8得点目)
アシスト:小池龍太(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★☆☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:6/15
90+1分 宮市亮(横浜Fマリノス)
味方が右サイドの敵陣浅い位置から前方のスペースへパスを供給。敵陣深くへ抜け出した仲川がゴール前へグラウンダーのクロスを送ると、フリーの状態で走り込んだ宮市は冷静に右足で合わせる。シュートはクロスバーに当たりながらも、ゴールへ吸い込まれ、さらにリードを広げる
ゴール:宮市亮(3得点目)
アシスト:仲川輝人(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★★☆
合計点:10/15
ジュビロ磐田vsアビスパ福岡
52分 山岸祐也(アビスパ福岡)
中盤からディフェンスラインの裏に浮き球が出る。走り込んだルキアンはペナルティエリア右から対じした伊藤の股の間を抜いたグラウンダーのクロスを入れる。鈴木と大井の間に走り込んだ山岸がフリーでシュートを決め、先制に成功
ゴール:山岸祐也(5得点目)
アシスト:ルキアン(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:11/15
湘南ベルマーレvsガンバ大阪
43分 大橋祐紀(湘南ベルマーレ)
池田が右サイドの敵陣中央にドリブルで滑らかに運ぶと、左足で精度の高いクロスを供給する。ペナルティエリア中央で大橋が相手に競り勝って合わせると、ヘディングシュートがゴール右隅に見事に決まり、先制点を奪う
ゴール:大橋祐紀(2得点目)
アシスト:池田昌生(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
ヴィッセル神戸vs清水エスパルス
8分 汰木康也(ヴィッセル神戸)
武藤がペナルティエリア右から右足でクロスを供給。相手に当たるも、中央で待つ汰木へボールが飛ぶ。右足でボレーシュートを放ち、ゴール左へ流し込む
ゴール:汰木康也(2得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★★☆
合計点:10/15
66分 チアゴ・サンタナ(清水エスパルス)
Cジュニオが左サイドの敵陣中央から右足でクロスを供給。中央で待つ神谷が頭で触ってコースを変えると、チアゴサンタナがゴール前へ抜け出す。左足で落ち着いてゴールへ流し込む
ゴール:チアゴ・サンタナ(6得点目)
アシスト:神谷優太(5アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
90+2分 大迫勇也(ヴィッセル神戸)
大迫がペナルティエリア中央での相手のクリアミスに反応。反転しながら左足を振り抜き、ゴール右へ突き刺す
ゴール:大迫勇也(2得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★★★
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:13/15
浦和レッズvs京都サンガF.C.
10分 ダヴィド・モーベルグ(浦和レッズ)
競り合いの中でメンデスの手が岩波の顔に入る。このプレーが警告の対象となる
キッカーはDモーベルグ。ゆっくりとした助走から、左足で枠の左下にグラウンダーのシュートを放つ。ボールは静かにネットを揺らし、先制に成功する
ゴール:ダヴィド・モーベルグ(4得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★★★☆
合計点:8/15
54分 武富孝介(京都サンガF.C.)
左CKを獲得。キッカーは大前。右足でニアサイドへドンピシャのクロスを供給すると、ゾーンで守る相手ブロックの隙間に入り込んだ武富がヘディングシュートを放つ。ボールは見事にネットを揺らし、同点に追い付く
ゴール:武富孝介(3得点目)
アシスト:大前元紀(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
56分 山田颯喜(京都サンガF.C.)
相手のビルドアップのミスを見逃さず、武田が高い位置でボールを奪うと、ペナルティエリア中央のピーターウタカに縦パスを送る。プレスを受けたピーターウタカが右に小さくはたくと、フリーの山田がペナルティエリア右からシュートを放つ。ボールは右のゴールポストに当たり、ゴールに吸い込まれる
ゴール:山田颯喜(2得点目)
アシスト:ピーター・ウタカ(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:10/15
59分 ダヴィド・モーベルグ(浦和レッズ)
ハーフウェーライン付近でFKを獲得すると、岩尾が素早いリスタートを行う。岩尾はペナルティエリア右へロングボールを送ると、Dモーベルグが走り込む。コントロールからDモーベルグは左足でシュートを放つと、ボールはきれいな弧を描いて左のサイドネットに吸い込まれる
ゴール:ダヴィド・モーベルグ(5得点目)
アシスト:岩尾憲(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:13/15
ベストゴール
それぞれのゴールに対しつけていた15点の評価のうち、上位であったものを紹介します。
第2位タイ
ヴィッセル神戸vs清水エスパルス
得点者:大迫勇也(ヴィッセル神戸)
評価
試合における重大さ:★★★★★
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:13/15
第2位タイ
浦和レッズvs京都サンガF.C.
得点者:ダヴィド・モーベルグ(浦和レッズ)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:13/15
第1位
鹿島アントラーズvsセレッソ大阪
得点者:エヴェラウド(鹿島アントラーズ)
評価
試合における重大さ:★★★★☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:14/15
最後に
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