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ジムに通いはじめた話

運動音痴で運動嫌い。脳みそ重視、筋肉無視、万年体育2の私が、人生で初めて自分の肉体と向き合うことを決めました。
悪い姿勢で子育てと農業をしていたら体が大変なことになっていた。
でも40年後まで背筋をのばして農業がしたい。そんな話。


まず、左足がしびれる

あれは半年ほど前、3月中旬のこと。朝起きたらなんとなく左足がジンジンして、歩くとしびれて「イタッ」と感じるようになっていました。ちょっと歩きにくいけどびっこを引くほどでもないし、ましてや病院にいくほどでもなかろうと、そのまま過ごしました。そのまま5か月くらい、痛かったりそうでもなかったりの日々を過ごしました(長)

8月、坐骨神経痛との出会い

痛み発症から5カ月後、たまたま実家の母が「知り合いの整体に行くけどちょっと遠いから一緒に行かない?」と誘ってくれたので、ドライブがてら整体に行きました。そこで整体師さんから「これは坐骨神経痛ですね、おしりの筋肉を鍛えたらいいですよ」と言われて簡単なストレッチも教えてもらいました。そうか、私は坐骨神経痛やったんか、と初めて自分の痛みに名前がつきちょっと安心しました。名称がつくだけで痛みの半分は解決したような気持ちになるもんです。しかし三日坊主体質なのでストレッチは痛いときだけたまにする感じであまり続きはしませんでした。

10月、痛みが限界に達する

私の坐骨神経痛は長時間立っていた後に起こることが多かったのですが、たまたま立ち仕事がしばらく続いた時期があり、痛みがひどくなってしまいました。朝起きたら腰の鈍い痛みに足のしびれで起き上がるのもつらい、立つのもしんどい。でも仕事には行かなきゃならないので、慌てて押し入れの中から腰痛ベルトを探し出し、装着して出勤しました。あぁ~こりゃもうたまらん!!!と、仕事が終わってすぐに知人に紹介してもらった整骨院に電話し、翌々日の予約を取りました。なんで翌日が空いてないんだ。もう早く整骨院に行きたくてたまらない。整骨院は初なのでどんなところなのかもわからないけどとにかく早く行きたいーーー!!!

初めての整骨院

翌々日ついに念願の整骨院に行きました。先生はこんにちは~というなり、「ちょっと立ってみてください」というのでいつものようにへろっと立ち上がると、「右肩が内側に入ってますね、これが原因ですね」と即座に回答を出してきました。しかし痛いのは左足なので、筋肉初心者の私には意味がわかりません。よくわからんけど治ればええんや、説明はいいからはよもんでくれい!!!という早まる気持ち。たぶん顔に出ていたことでしょう。

すぐには治らない

ごりごりみっちり1時間もんでもらった結果、体は驚くほど軽くなりました。整骨院の帰り、船に遅れそうだったので走ったのですが、びっくりするほど足が上がって自分でも「うわあああ~!!!」と感動。足のしびれも最初はとれていたのですが、家に着くころにはまたしびれ始めていました。半年の痛みが一回の施術くらいで治らないのは当然か。2週間後にまた行くことにしました。

2週間、治療なしでも痛みが悪化しない

つぎの施術まで結構長いので、また痛みがひどくなるのではないかとかなり心配していました。怖いので腰痛ベルトもいつでも出せるように準備。しかし、その2週間の間でしびれは残るものの、痛みがひどくなることはありませんでした。それはおそらくマスターヨーダ(整骨院の先生の私の中のあだな。ちょっと似てる)に教えられた「姿勢」のおかげでした。

ヨーダの教え

ヨーダは「足の痛みは姿勢の悪さからきとるんですよ!肩を後ろにやる!反り腰禁止!膝から歩かない!股関節から歩け!」と初回の施術時に教えてくれました。私の姿勢が悪いのは昔からで、これを直すのはなかなか難しい。でもヨーダはバランスボールやバーを使ってよい姿勢がどういう状態なのかというのを素人でもどうにかわかるように教えてくれました。

こんなんで治るんかな?と思う私に、全身の筋肉はつながってるからどっかが悪かったら他のとこにも痛みが出てくるんやという話を具体的にたくさんの筋肉の名前を出しながら解説してくれたヨーダ。背筋、腹筋、腸腰筋、棘上筋…あふれだす筋肉の名前に私の脳内は大混乱。ヨーダはさながら医学部の先生のようでした(医学部いったことないけど)。

筋肉の名前書いたらつかれちゃったので

後半へつづく。


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