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「読書感想文」天気予報士エミリ〜中編〜

まだまとまった読書感想文は書けそうにない。
なので、つらつらと思い出したことや感じたことから書いていきたいと思う。とりあえず、書いて、後編に繋がるようにしたい。


読み終わった後泣いていたのだが、読んでいる最中は笑ってしまう部分もあった。
LINE電話の音の表現とか、酔っ払った時のタクシーでの落ち着き方とか、他にもたくさんの場面でクスッと笑っていた。 


ガウガウと標語
私が思うガウガウハンドパペット。

私もエミリと同じで、何人かマッチングアプリで会ったことがあった。
知らない誰かと会うなんて、心のなかの小学生が「知らない人にはついていってはいけません」という標語を掲げている。けれどその紙は黒板の上なんか見えるところには貼っていない。きっとその対向に貼っているのだと思う。こんな汚い字で、誰が読むのだろうか。
ん?先生が読める位置にあるというのはそれはそれでアリなのではないかと思う。小学生だったら分かるが大人には分からない。お母さん!わたしは今、大発見をしてしまいました!家族の反対を押し切って、今の仕事に就き、そして実家を出て、離れたところで私は人のために日々奮闘していると思ってもらっているのに、私は馬鹿みたいな発見をしてしまいました。きっとマッチングアプリなんてやらなかったらこんな発見しなかったと思います。お母さん、お母さん、

小学生でもわかることを私はやっている。
でも、だんだんとやっていくと慣れていって、怖い思いをしなかったことも相まって心のなかの小学生の卒業できずにいると思う。でも、小学生って義務教育だから、もういないのかもしれない。時間だけ過ぎてしまった残酷さを知る。私は逆コナンなのだろうか。違うよ、君が国民的アニメの主人公の名前にあやかれるわけないだろう、とガウガウは言う。ぎゃくこなんってなーにー?とまさおくんを登場させたいが、もうキャラが渋滞し過ぎているので、区切り線をつけて次に進む。感想を書くよりキャラが好きということが、勝ってしまった。まさおくん、お母さん、ガウガウどれも好きだ。


もちろん、会う前はメッセージのやり取りをするのだが、馬鹿みたいに無意味な人間的コミュニケーション(以下、長いので馬無人コミュと省略する。読み方がバブにコミュ。別名、バブバブコミュ。)を取れない人さえいる。しかも、メッセージではバブバブコミュが取れても、次のステップ、電話でバブバブコミュ以上になれないことはザラだ。私はこうして、バブバブコミュに飽きつつも、バブバブコミュ以下の人たちを驚くほど簡単に指一つでブロックしてしまう。けれど、それはどっちが先かということで、私がブロックしたと思っていたけれど、決定的なブロックというのを先に私がしただけで、私がブロックされていたようにも感じる。

バブバブコミュ、ネットスラングになってくれないだろうか。で、「マッチングアプリのバブバブコミュで使える話題30選!例文もあり!」みたいな感じの記事が出てほしい。

いや、嘘だ。こんなのがネットスラングになってしまったら、レベルがその人の実力ではなく、調べる能力によって底上げしてしまう。終了のホイッスルは聞こえてこないが、画面右の真ん中あたりの数字がそろそろと教えている気がする。


後編に続かない。
まだ書きたいことは山ほどある。
これは構成を練り直すか、編集者を雇うか。
当初は
•前編でもない
•前編
•中編
•後編
となる予定だった。それでも多いよなと思っていたのに、
•前編でもない
•前編
•中編←イマココ!
•後編
絶対に収まり切らない。けれど、収まらないとわかった今私はもう少しこの尾久守侑さんの世界観の中に浸れる嬉しさを感じて、このまま収まらないといいなと思ってしまった。


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