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建国記念の日 履中天皇二 神話は今も生きている ことの葉綴り七一三
建国記念の日 二千六百八十二年 大安吉日
おはようございます。雪が舞い寒さ厳しいですね。
皆さん、いかがお過ごしですか?
二月十一日(金)は、建国記念の日。祝!おめでとうございます。
暦は、六曜は、「大安吉日」万事よし大吉。婚礼もいい! 十二直は「執」で執り行う日。万物を裁決する日。祭祀、お参り、婚姻などのお祝い事、種まき、五穀の取り入れ吉!
二十八宿「亢」も、結納、婚礼、種まきさ、裁縫、お買い物に吉。
今、神話の物語を綴っていますが、この日は、初代、神武天皇さまが、橿原の宮(奈良県)で天皇にご即位された日です。
「伊勢の神宮」では、国の平安と発展を祈る「建国記念祭」が執り行われます。神武天皇さまをお祀りする「橿原神宮」では、「紀元祭」が執り行われ、全国の神社でもご神事が行われます。
初代、神武天皇さまの神話の物語は、こちらのマガジンをご覧ください! 兄弟のお話や、苦労しての東征、皇后さまへの一目惚れの恋と、おもしろいですよ~なんて(^^)
ちなみに、令和四年(2022年)は、皇紀二千六百八十二年となりますよ……遥か古の二月、どんな季節だったんでしょうね。寒かったでしょうか? お天気はどうだったでしょうね。
今日は晴れそうですが、足元の雪には気をつけたいですね。
さて神話の物語は、第十七代、履中天皇さまの御世へと入りました。
皇后は従姉妹で、建内宿禰のひ孫
大和の伊邪禮の|若櫻宮《わささくらのみや》で天下を治められた履中天皇さま。
皇后さまは、どなたかというと……葛城の曾都毘古の子で、葦田宿儺の娘の、黑比賣命さまです。
この皇后さま、履中天皇さまとは、いとこ同士です。
覚えていらっしゃいますか? 天皇の父の仁徳天皇さまの皇后の石之日売命の祖父は、何代もの天皇仕えた重臣で、仁徳天皇がもっとも信頼する建内宿禰でした。
建内宿禰も孝元天皇の子孫
で、建内宿禰の子が、葛城の曾都毘古です。
仁徳天皇さまの皇后の石之日売命と葦田宿儺も、この曾都毘古の子供で、兄弟姉妹です。
この葦田宿儺の娘が、履中天皇さまの皇后となったのです。
なので、履中天皇さまの皇后、黑比賣命さまは、建内宿禰のひ孫にあたるのです。
そして履中天皇さまと皇后の間には、三柱の御子がいらっしゃいました。
市邊の忍齒王
御馬王
そして妹に、靑海郎女、又の名を飯豐郎女……です。
建内宿禰さまの子や孫たち、すごいですよね。天皇家とのご縁が強いですよね。
とはいえ元々、建内宿禰さまのご先祖、曾祖父が、第八代、孝元天皇さまなのです。
と、一つずつ地道に物語を綴っていると、こんな“つながり”を感じられるのが、おもしろいです。
皆さん、地味な神話の物語に、いつもお付き合い、本当にありがとうございます。どうぞこれからも宜しくお願い致します。感謝です!!