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2022年8月の記事一覧
【仕事編・魚屋さん】 0ポイントと出会う旅
通りをぐるりと回って入って、出たところのない道を歩いた。
見上げるように大きな建物がたくさん並んでいた。
ここは東京だな、と思った。
初めて東京に来た頃の、見たことのない建物の中を歩いている自分を思い出す。
ある演劇ユニットの公演出演オーディションを受けた。
ここでも即興演劇(エチュード)でわたしはわたしを発揮できた。
出演オーディションに受かったら、上京しようと決めていた。
入団試験じゃない
【仕事編・コピーライター⑥ 旅立つ準備ができた】 0ポイントと出会う旅
昨日は「松本清張」原作の映画を観た。
「疑惑」。
何回か観ているが、今観るとまったく違う見え方がしてくる。
実際の事件をもとに書かれているが、小説に書く際に主要人物2人の性別を変えている。
それによって、社会で、どういう立場の人間が偏見に晒されやすいか、また、見えない苦労があるか、そしてその苦労が他者に理解され得ないこの世界で、それでもしたたかに生きる、みたいなことが見えた。
「偏見」は、罪の意識
【仕事編・コピーライター⑤ 個人の活性化と組織の活性化】 0ポイントと出会う旅
前回は、
デザイン事務所での状況を書き出してみた。
・目指すゴールは共有している・誰かの顔色を見ない・とにかく自分のやり方で作業にとりかかる・失敗はする・軽口もたたく・社長も副社長もふつうに1人の人間・デザイン部門はデザイン部門の、コピーライター部門はコピーライター部門の適切な環境がある
「粒と星座」の言葉で言い換えてみると、
・目指すゴールは共有しているけど、唯一で絶対な強い集団の輪っか、
【仕事編・コピーライター④ 組織の雰囲気はなにから成っている?】 0ポイントと出会う旅
休日です。
休日もいつもと同じように早起きするつもりで早く寝た。
けれどいつもより1時間半遅く起きた。
わたしはわたしを騙せない。
知ってるぞ 休日なんだ今日は!
家を出たら空が青く雲がモクモク白く、ああ、夏だ。
空を見上げて気持ちがよかった。
前回は
と最後に書いた。
「社長」「副社長」と、この記事を書くのに便宜上言っているが、実際は名字で呼んでいた。
〇〇さん、〇〇さん。
社長はゴル
【仕事編・コピーライター③ 組織のトップの0ポイント】 0ポイントと出会う旅
今日も木漏れ日がピカッとユラユラ綺麗です。
ガラスの透明なコップが冷たい水で水滴に半透明になっている。
その中にも光が回りこんでボヤッと綺麗。
前回は、
初めて出会うような人たちの、初めてな雰囲気の会社の様子を少し書いた。
社長と副社長が一緒に始めたというそのデザイン事務所は、その2人の、「自分に忠実に在ろう」としている形の上に成っていた。
仕事を適度にやる、というようなことじゃない。
私生
【仕事編・コピーライター②】 0ポイントと出会う旅
前回は、
デザイン事務所でコピーライターとして働くことになった最初を書いた。
その中に入っていく、ということは、
わたしがそれまで出会うことのなかった雰囲気の人たち、初めての感覚な集団、に出会うことだった。
未経験のわたしは、先輩コピーライターである副社長の、コピーを作るための前段階、資料集めから仕事は始まった。
インターネットで情報が集まる時代じゃなかった。
地元の図書館に調べにいったり、人
【仕事編・コピーライター】 0ポイントと出会う旅
木漏れ日がテーブルの上に映ってゆれている。
キラキラしている。
それだけで気分がふわっとなる。
前回までに、学童保育での経験を書いた。
30年前の当時、まだ学童保育という仕組みが当たり前ではなく、地方都市であったことも関係しているかもしれないが、給与が高卒のわたしの初めての職場に比べても、半分以下だった。
転職に失敗して次に向かう為に給与は少なくてもやりたいと思って始めたのだが、やはり長くは続
【仕事編・学童保育指導員⑤ 有機的自律運動の活性化を促すためにできること】 0ポイントと出会う旅
毎日おなじカフェのコーヒーをのんでいても、味がこんな違う。
気温とか湿度とか環境と、淹れているタイミングと、粉の状態と、器の温度とか物の状態と、わたしという個体のその時の状態、これらもまた有機的自律運動の中にあり、わたしという個体で感知されるその時、「〇〇な感じにおいしい」な星座に成る。
前回は、
と書いた。
そして、こうも書いていた。
ここで、当時、わたしにはできなかったことを、試みてみ
【仕事編・学童保育指導員④ 他人の中に写るわたし】 0ポイントと出会う旅
雷が落ちる。
大きな雷が立て続けに落ちている。
窓の外は濃い緑色と水浸しの地面に雨が跳ね上がっている。
ここはカフェだから、一人だけど心細さがない。
人がいるって、すごいな。
前回は、昆布巻きにされた経験を書いた。
すごく怖い経験だったけど、指令を出していた子どものことが空恐ろしくなったけど、それでも、なぜか、その子たちを憎むことはできない。
まわりまわって、という言葉があるように、
子どもを
【仕事編・学童保育指導員③ 天国と地獄】 0ポイントと出会う旅
前日より1時間遅く起きたら9時に家を出たら外はもうすんごく暑くっていつもの半分しか歩けなかった。
首には首用の保冷剤と手拭いを巻き、なんだったらこのまま畑仕事とかしたくなるようないでたちで東京の街を歩いてまいりました。
おはようございます。
前回は、
学童保育で子どもたちと成るに任せて有機的自律運動がはたらいた、どんどん「次」が現れてくる、お話が展開していく経験を書いた。
あんなことがあるんだ
【仕事編・学童保育指導員②】 0ポイントと出会う旅
早起きして歩くことができた、気分がいい。
今日は36℃まで気温が上がるらしい。
前回は
学童保育の現場に初出勤した際のことを書いた。
人の、子どもの、元々備わっているエネルギーって、
型にはめたりひとつの線に沿わせようとしなければ
どんどん拡散していく、すごいエネルギーなんだって。
そのままにあれば、どんどん拡散して高まっていくエネルギーみたいなものを、殺したくない、小さく萎縮させたくない、
【仕事編・学童保育指導員】 0ポイントと出会う旅
他の人は「自分は何をすべきかわかっている」「そうしているのが当たり前すぎてなにも疑問がない」みたいな中に
一人わたしだけが「何をすべきかわかっていない」「当たり前に居られることはないから常にどうしたらいいかに迫られている」
という夢をたまに見る。
今朝の夢は、あるイベント会場で、わたしは楽しもうとしているが、なにをすべきかわからなくて、そういえばイベントのボランティアだったのではないか、と途中で