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カカオ豆からチョコレートを作る
こどもの頃からやってみたかったことのひとつ。
それはカカオ豆からチョコレートを作ること。
数年前にキットの存在を知り気になりつつ、なかなか工程が大変らしく躊躇っていました。しかし「カカオ豆からチョコレートを作ることなく終わる人生にしたくない」という気持ちがわいたこと、「やりたいことはできるタイミングでどんどん叶えたほうが良い」というのが人生経験から身に沁みてきたこと、そしてわが子も楽しくお手伝いできそうな年齢になったことから決行しました。
作ってゆきます
チョコレート作りキット
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付属のリーフレットにカカオの説明や加工工程など詳しく解説があって充実の内容です。
ちょっと難しい漢字にはルビもあり、小学生の自由研究にも良さそうです。
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カカオ豆
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豆を洗う
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焙煎
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豆が時々パチッと弾けます。
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すり潰し
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ツヤが出てきたのはカカオ豆の油分だと思われます。
(この工程はフードプロセッサを使っても良いそうですが、やりたかったのでやりました)
湯煎
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お砂糖を入れてさらにすり潰す
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お砂糖は家にあった甜菜糖です。
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型に流し込む
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丸型に入れる分はちみつを混ぜてみました。あとは固まるのを待つだけ。
(この時点で味見したらやはり少し焙煎しすぎ由来っぽい焦げ感があり心配は残りつつ…)
完成!
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子が早く食べたがり1時間程しか冷やさなかったけど固まってくれています。
作ってみた感想
工程
予習通り、すり潰す工程が大変でした。特にお砂糖を入れてからのすり潰しは疲れてきているのもあるし、前の工程でのすり潰しが甘かったのか、お砂糖の種類の相性か、説明書の目安時間を過ぎてもなかなか液状にならずに苦戦しました。でもやってみたかったので満足です。
お味
心配していた焙煎し過ぎ由来っぽい焦げっぽい風味が…。高カカオ系の苦味というより、焦げっぽい苦味です…。完全に私の落ち度です。焙煎の後半時点で焦げた香りもありました…。でもその奥にカカオの素材のフルーティーさを感じる!
甘さは結構甘め仕上がりになりました。こどもには苦いかなと多めに入れていましたが、指定量でも良かったかも。子は美味しいと喜んでました。
丸い蜂蜜入りのものは固形にはなっていますが、1時間で完全には固まりきらなかったのか、食べるとヌガーっぽい食感でした。焦げっぽい苦味をカバーしてくれててこっちの方が美味しい印象でした。
焦げっぽい風味なしで味わいたいのでぜひまたいつか再挑戦したいです!
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冷たさで苦味が和らいだ?のか、前日より美味しくなってました。
普段食べるチョコレートより、素朴なおやつ感があります。
反省点
・焙煎は弱火でじっくり様子を見つつ、余裕を持って午前中に済ませる
今回一番の反省点はなんといってもこれ!説明書には「弱火」で「10〜20分様子を見つつ」かつ「一旦冷ましてパリッと割れなかったら再度火にかけて何度も試す」、とありました。しかし諸事情で開始時間が遅くなり午後からの作業だったこともあり、急ぎ焦って「弱火〜中火くらい」で、「様子を見つつではなく」「一発で決めたいので一気に15分」でやってしまいました。
焙煎までを午前に済ませることで冷ます待ち時間がちょうどはさまりますし、休憩にもなって体力的にも負担が少なくできると思います。
・すり潰し作業で手袋をする
おそらく一番の苦戦ポイント、すり潰し作業。腕の筋肉が辛くなると思いましたが、家族で交代制のためそこまでダメージはなかったです。(一人でやる場合は筋肉的にも大変だと思います!)それより辛いのは手のダメージ。力を入れてすり鉢を握る手指が固まる感覚や皮にマメができそうな摩擦感が痛かったです。摩擦感に関してはは軍手やニトリル手袋をしておくと軽減されそうです。
・お砂糖の量と種類
甘さ加減はお好みですが、自分はカカオ70%くらいの高カカオチョコレートを食べ慣れているのもあってか+15gは結構甘めに感じました。だからこそ子が美味しく食べらえたのかもしれませんが。次回は規定量で試してみたいです。
お砂糖の種類は今回甜菜糖を使いました。お砂糖を入れてからなかななめらかにならず苦戦しましたが、もしかしたら白砂糖より粒が大きいのでその影響があるのかもしれません。
総評
大変だったけど満足!でも焙煎しすぎか、ちょっと焦げ風味が気になる…ので再挑戦したいな!カカオ豆やお砂糖の種類をいろいろ試すのも楽しそうです。黒糖なんかも美味しいかも。子もまた作りたいと言って楽しんでくれた様子で良かったです。そして私もこどもの頃からの夢を叶えられてうれしいです。
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今回は日常記事でしたが普段はこども向けのカードゲームや絵本の制作をメインに活動しています。ご興味ありましたら見ていただけますと嬉しいです。
特にこちらのカードゲームは必要な方のお手元に届けられるようがんばり中です。
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