新しいことを始める時、頭に置いておいた方が良さげなことについて考えてみた
新しいことを始める時は
「良いことも悪いことも、最初はなんにも起こらない」
ことを頭に置いておくと、継続しやすくなるよな、と。
というか初心者は「変化」なんて期待せずに、淡々と静粛に続けていくのが、結果的に「継続」につながるよなぁと。
ふと思ったので、備忘録がてら、書いてみることにする。
新しいこと。
新しい挑戦。
例えば早起きとか、運動とか。
文章を書いて発表したり、投資を始めてみるだとか。
あるいは断捨離だとか。
副業だとか。
まぁいろいろ「挑戦!」って名前が付きそうなものは色々この世にはあるけれど。
新しいことを始めた時に、実は起こりがちなこと。
そして意外と、初心者にとって躓くデカい石になってしまうもの。
それは「思い切ってやってみたけど、なーんにも起こらない」ことだったり、する。
この「何も」というのは、期待していた「良いこと」も
不安に思ってた「悪いこと」も起きないということ。
最初の取っ掛かりって、ものすごーく気持ちの思い切りが必要で本人としては清水の舞台から紐なしバンジーきめるくらい、すごく勇気がいることだったり、する。
たかが運動、たかが趣味の文章。
……でも最初取り組む時、ものすごーく、ドキドキしなかった?
ちなみに私はした。
公園の散歩も、ここで文章書いて公開するのも、心拍数めちゃくちゃやばかったし、手汗びしょびしょだった。なんならちょっと、眠りが浅くなったりもした。
でも。
これだけ勇気を振り絞って挑戦したことなのに
「何も起こらずに肩透かしを喰らう」
ことは結構な確率で、あるのだ。
良いことも、悪いことも。
何も起きない。変化がない。
あんなに勇気を出したのに。手間とお金もかけたのに。
良いことも、悪いことも。自分の人生になんの変化も起きないなんて。
分かる。
私も何回も経験した。
あんなに勇気を出してやってみたのに、何にも変わらない、起きないのかよ、と。
でもそれって悲しいことに、実は当たり前の事実なのだ。
大抵は、はじめの一歩で変化を探すことの方が、難しい。
変化自体がまだなこともあるし、少し続けたことで変化があったとしても、それを捉えることが、初心者だと難しくて出来なかったりするからだ。
一見すぐに変化がありそうな、文章や絵、音楽など自分が作ったものを「発表する」行為も、むしろ全く変化が起きないものの筆頭だったりする。
「良作だと褒められる」ことも「駄作だと貶される」こともない。
そもそも見られることすら、ない。
それこそ何も、なんにも起きやしないのが、通常だ。
投稿サイトやYou Tube等で、ランキング形式になっているものがあるからか、作品発表というのは何となく
「出したらコンマ一秒で評価されそうな世界」
な気がするけど、案外そういうものはごくごく一部だ。
そもそも今、作品を出した途端即時で評価されているアーティスト自体、蓋を開けて確認してみたら、年単位で長く、継続して活動している人だったりも、する。
まぁいろいろ書いてみたけど、要は「始めたばかりで何かが起きる訳ないよねぇ」ってことなので。
初心者たる私達は、良いことも悪いことも待たずに、粛々と続けていくことが良さげよね、と。
思ったので、ここに書いてみたっていう次第です。