謎夜 本,窪み,本,4階の部屋


最初に

謎夜という幻想連作短編詩を描いています。

物理の法則じゃなく、思いの力によっていろいろなものが動いたり、

変わったりする世界。

歌にも声にも、鉄にも扉にも海にも空にも意思がある世界。

その世界はこの世界と10センチずれた場所にあります。

僕はそこに行ってきて、面白いと感じた場面を抜粋してここで報告しています。

楽しんで頂けた方、よろしければサポートをお願いいたします。


謎夜 本


cの温度


莉のカタチ


詩をおいた


中に詩を置いた


(謎夜6882夜目より抜粋)



謎夜 窪み


くぼみをなぞって絵を描いた


くぼみをなぞって絵を描いた


絵のくぼみとあのくぼみとこのくぼみ


比べて くぼみ を 走らせた


私はくぼみの背を追うくぼみ



(謎夜 8451夜目より抜粋)



謎夜 本 

 
雲を吹いたこと

いっしょに居たこと


物事が物語になってその中で意味ができて


他のことと変わらずに


ここに詩を置いた


(謎夜 1836夜目より抜粋)


謎夜 4階の部屋


動いた動いた 大丈夫

 
私はこういう人 大丈夫

見てました 私は 私を見てました



(謎夜5311夜目より抜粋)


-----------------------------------------------------------------------------

ここまで読んで頂い方どうもありがとうございます。

気に入っていただいた方は是非下記のボタンよりサポートお願いいたします。

物凄く励みになります。

どんどん描いていきます。

いいなと思ったら応援しよう!

久世孝臣(詩人・演出家)
サポートされると嬉しいです。どんな金額だろうとそれを行動に移して評価いただいたことで良い気持ちになって毎日頑張れます。たくさん描きます。気に入ったらたくさん僕の言葉で遊んでください